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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10343 | 担当教員名 | 青木 毅 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 4年 |
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授業概要 |
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日本語は、原始日本語の特徴を受け継ぎつつ、漢字・漢語の渡来により大きな変容を遂げ、外来語の影響等により今なお変化し続けている。本科目では、音韻・表記・語彙・文法等の各側面について日本語の特色を明らかにし、その歴史的背景を探る。 |
到達目標 |
①日本語の特色とその歴史的背景を理解する。 ②ふだん無意識に使っている日本語に対する認識を深める。 ③日本語の歴史的変化をふまえることで、現代日本語を正しくに用いることができるようになる。 ④絶えず変化し続けている日本語において、「変化」と「乱れ」との違いを正しく認識することができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 日本語の歴史を学ぶ意義 | 講義と質疑応答 | 日本語の歴史を学ぶことの意義を考えてみる。(30分) 講義内容をふまえて、日本語の歴史を学ぶことの意義について、自分なりにノートにまとめる。(60分) |
【2】 | 日本語の起源と系統 | 講義と質疑応答 | 日本語の起源について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 授業内容をふまえて、日本語の起源について、ノートにまとめる。(60分) |
【3】 | 漢字の伝来と受容 | 講義と質疑応答 | 漢字の伝来について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 授業内容をふまえて、漢字の伝来・受容の流れをノートにまとめる。(60分) |
【4】 | 漢字による日本語の表記─訓字と万葉仮名(古事記)─ | 講義と質疑応答 | 「訓字」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 漢字を用いて日本語をどのように表記しているか、古事記の場合についてノートにまとめる。(60分) |
【5】 | 漢字による日本語の表記─訓字と万葉仮名(万葉集)─ | 講義と質疑応答 | 「万葉仮名」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 漢字を用いて日本語をどのように表記しているか、万葉集の場合についてノートにまとめる。(60分) |
【6】 | 上代特殊仮名遣いとその変遷 | 講義と質疑応答 | 「上代特殊仮名遣い」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、「上代特殊仮名遣い」の概要をノートにまとめる。(60分) |
【7】 | 母音音節の特質と音便の成立 | 講義と質疑応答 | 「音便」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、音便とはどのような現象であるかについて、ノートにまとめる。(60分) |
【8】 | 平安時代初期の仮名字体─万葉仮名から草仮名・省画仮名へ─ | 講義と質疑応答 | 「草仮名」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、万葉仮名が簡略化される経緯について、ノートにまとめる。(60分) |
【9】 | 平仮名の成立─草仮名から平仮名へ─ | 講義と質疑応答 | 「平仮名」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、平仮名の成立時期の判定方法について、ノートにまとめる。(60分) |
【10】 | 片仮名字体の変遷 | 講義と質疑応答 | 「片仮名」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、片仮名字体変遷の概要について、ノートにまとめる。(60分) |
【11】 | 漢文訓読語と和文語─用語の特徴と文体─ | 講義と質疑応答 | 「漢文訓読語」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、漢文訓読語の特徴について、ノートにまとめる。(60分) |
【12】 | 漢語の受容と日本語への定着 | 講義と質疑応答 | 「漢語」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、漢語が日本語へどのように受容され定着したかについて、ノートにまとめる。(60分) |
【13】 | 漢語の受容と日本語への影響 | 講義と質疑応答 | 「和製漢語」について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、漢語が日本語へどのような影響を与えたかについて、ノートにまとめる。(60分) |
【14】 | 助動詞の変遷─『平家物語』伝本の比較から─ | 講義と質疑応答 | 古典語の助動詞について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、文語文法から口語文法へと助動詞がどのように受け継がれていったのかについて、ノートにまとめる。(60分) |
【15】 | 現代日本語助動詞の特徴─古典語助動詞との比較から─ | 講義と質疑応答 | 現代語の助動詞について事典で調べ、その内容をノートに記載する。(30分) 講義内容をふまえて、現代日本語助動詞の特徴について、ノートにまとめる。(60分) |
評価方法 |
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授業への取り組み方(40%)、筆記試験(60%) 試験および課題に対するフィードバックは、基本的に対面の授業時に行うが、必要に応じてクラスルームやポータルサイトも利用する。 |
教科書 |
授業時にプリントを配布する。 |
参考図書 |
必要に応じて、授業時に提示する。 |
備考 |
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オフィスアワー:火曜・4講時・研究棟615研究室(質問等を受け付けます) 科目ナンバー:4ANG401L 本学以外の実務経験なし |