徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語文法概説A（Outline of Japanese Grammar A）

科目番号10349担当教員名青木　毅単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
　兼好の『徒然草』から例文を引きながら、古典文法の基本的事項について概説する。Ａ(前期)では、古典文法の体系に則しながら、助動詞の用法を中心に説明を加える。
到達目標
�仝電気鯑媛鬚垢訃紊派�要不可欠な文法の知識を身につける。
��古典の日本語に対しての関心を深める。
��辞書を引きながらでも、古典を原文で読めるようになる。
�じ電妓譴力斥�と現代語の論理との相違を理解する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】文語（古典）文法について─小学唱歌を例として─講義と質疑応答現代において文語文法が用いられている表現を集める。（30分）
授業内容をふまえて、文語(古典)文法を学ぶ意義についてノートにまとめる。（60分）
【2】歴史的仮名遣いについて文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第1段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、歴史的仮名遣いの読み方についてノートにまとめる。（60分）
【3】品詞分類について文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第45段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、各品詞の特徴をノートにまとめる。（60分）
【4】用言の活用について文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第109段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、各用言の活用のしかたについてノートにまとめる。（60分）
【5】過去の助動詞（き・けり）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第89段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、過去の助動詞の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【6】完了の助動詞（つ・ぬ・たり・り）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第170段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、完了の助動詞の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【7】推量・推定の助動詞（む・じ）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第236段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、推量の助動詞（む・じ）の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【8】推量・推定の助動詞（べし・まじ）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第92段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、推量の助動詞（べし・まじ）の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【9】推量・推定の助動詞（らむ・けむ）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第53段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、推量の助動詞（らむ・けむ）の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【10】推量・推定の助動詞（めり・なり）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第50段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、推量の助動詞（めり・なり）の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【11】推量・推定の助動詞（まし、らし）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第32段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、推量の助動詞（まし・らし）の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【12】願望の助動詞（まほし・たし）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第1段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、願望の助動詞の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【13】受身・使役の助動詞（る・らる、す・さす・しむ）文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第51段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、受身・使役の助動詞の活用・意味についてノートにまとめる。（60分）
【14】敬語表現─敬語の種類─文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第32段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、敬語の種類（尊敬語･謙譲語･丁寧語）の区別についてノートにまとめる。（60分）
【15】敬語表現─敬語の方向─文法事項の解説と教科書の講読注釈書を調べて、教科書本文（第31段）の内容を把握しておく。（30分）
授業内容をふまえて、敬語の方向の区別についてノートにまとめる。（60分）
評価方法
授業への取り組み方（40％）、筆記試験（60％）
試験および課題に対するフィードバックは、基本的に対面の授業時に行うが、必要に応じて「クラスルーム」も利用する。
教科書
松尾聰『徒然草[校註]』（笠間書院）800円＋税
参考図書
新編日本古典文学全集（小学館）、新潮日本古典集成（新潮社）等のほか、適宜授業時に提示する。
備考
オフィスアワー：金曜・３講時・研究棟615研究室（質問等を受け付けます）
科目ナンバー：4ANG101L

本学以外の実務経験なし