授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 |
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【1】 | 国語学史を学ぶ意義。 | 講義(一斉講義形式) | 教科書に一通り目を通す。(60分) |
【2】 | 歌学から文法研究へ | 演習 | 和歌の技巧について調べる。(120分) |
【3】 | 係り結びの研究(1)「手爾葉大概抄」から「春樹顕秘増抄」まで | 演習 | 和歌に用いられる係り結びについて調べる。(60分) |
【4】 | 係り結びの研究(2)本居宣長の「てにをは紐鏡」と「詞の玉緒」 | 演習 | 本居宣長と賀茂真淵について調べる。(180分) |
【5】 | 品詞分類(1)富士谷成章の研究 | 演習 | 山田孝雄氏の文法論は富士谷のどこに影響されたかを考える。(3日) |
【6】 | 品詞分類(2)鈴木あきら(「あきら」は月偏に良) | 演習 | 時枝誠記氏は助詞・助動詞をどのようにとらえたか調べる。(3日) |
【7】 | 活用の研究(1)「活語断続譜」と「詞の八衢」 | 演習 | 動詞の活用とは何かを考える。(360分) |
【8】 | 活用の研究(2)「和語説略図」 | 演習 | 「図」にまとめるということの意義と効果を考える。(360分) |
【9】 | 西洋語学の影響による文法研究(1)和蘭文典の影響による文法研究 | 演習 | 江戸時代末期の文化について調べる。(4日) |
【10】 | 西洋語学の影響による文法研究(2)英文典の影響による文法研究 | 演習 | 英文法の品詞分類について調べる。(360分) |
【11】 | 学校文法の成立へ(1)大槻文彦 | 演習 | 日本辞書『言海』の附録に「語法指南」が付された意義を考える。(360分) |
【12】 | 学校文法の成立へ(2)山田孝雄と松下大三郎 | 演習 | 山田氏と松下氏の文法論の特徴をまとめる。(360分) |
【13】 | 学校文法の成立へ(3)橋本進吉 | 演習 | 「文節」という単位を設定することの長所と短所を指摘せよ。(180分) |
【14】 | 仮名遣いの研究(1)定家仮名遣いと歴史的仮名遣い | 演習 | 歌人である定家がなぜ仮名遣いの研究に乗り出したのか調べる。(360分) |
【15】 | 仮名遣いの研究(2)上代特殊仮名遣い | 演習 | 有坂秀世氏は上代特殊仮名遣いの研究からどのような業績を上げたか調べる。(360分) |