徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    博物館情報・メディア論 (Museum ,IT,and Media)

科目番号11366担当教員名中田 利枝子単位2単位
科目群資格必修・選択必修開講期後期 対象年次1年~
授業概要
博物館における情報の内容や意義について理解し、博物館情報の提供のあり方について学ぶ。
到達目標
①博物館における情報にはどのようなものがあるのか理解する。
②博物館とマルチメディアの関係についてよい方法を整理する。
③情報提供の活用方法を工夫する。
④博物館の個人情報のあり方について理解し、博物館情報提供の仕方を思考する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】デジタルアーカイブの構築へ向けて講義博物館における情報にはどのようなものがあるのか考える。教科書p234~p237を読む(90分程度)
【2】整備された情報と活用手段講義情報提供の活用方法について整理する。
教科書p237~p239を読む(90分程度)
【3】マルチメディアと博物館講義博物館とマルチメディアの関係について考える。教科書p239~p241を読む(90分程度)
【4】管理情報と研究情報 ― 蓄積情報の体系化講義博物館情報の体系化について整理する。教科書p241~p242を読む(90分程度) 
【5】資産としての情報講義情報にどのような資産が含まれているのか整理する。教科書p243~p244を読む(90分程度)
【6】情報化の経費と収益性講義情報化するための経費と収益性について考える。教科書p244~p245を読む(90分程度)
【7】データベースの構築と情報展示講義情報のデータベース化の留意点について整理する。教科書p246~p247を読む(90分程度)
【8】検索と語彙の概念 ― シソーラス講義博物館資料の検索方法について整理する。教科書p247~p248を読む(90分程度)
【9】情報伝達手段としてのメディア媒体講義情報伝達手段とメディア媒体の関係について整理する。教科書p249~p250を読む(90分程度)
【10】博物館における情報展示とは何か講義博物館における情報展示の意義について整理する。教科書p251~p252を読む(90分程度)
【11】博物館内の情報展示の実際講義館内の情報サービスの実際と今後の動向などについて考える。教科書p252~p254を読む(90分程度)
【12】博物館外への情報サービスの実際講義ホームページを利用した情報サービスなどについて考える。教科書p254~p256を読む(90分程度)
【13】展示解説と説明、展示情報の手法講義情報機器の必要性について整理する。
教科書p260~p263を読む(90分程度)
【14】権利関係の処理 ― 著作権・使用権・肖像権等講義知的財産権と博物館活動の関連について考える。教科書p263~p268を読む(90分程度)
【15】情報公開と個人情報の保護、今後の課題と展望講義博物館情報はどうあるべきかの考えをまとめる。教科書p257~p260、p269~p270を読む(90分程度)
評価方法
筆記試験45% 提出物10% 授業参加度等45%から総合的に評価します。
教科書
『新時代の博物館学』 全国大学博物館学講座協議会西日本部会編 芙蓉書房出版 1,900円+税
参考図書
『思想としてのミュージアム  ものと空間のメディア論』人文書院 3200円+税
備考
【オフィスアワー】授業時間の後、3号館管理棟1F講師控室で質問を受け付けます。
【実務経験】昭和57年~平成元年 岡山県倉敷市立中学校教員
      平成元年~平成20年、平成29年~令和2年 岡山県立博物館
      平成20年~平成29年 岡山県立美術館