徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    国語科教育法�掘�Japanese First Language　Teaching Methodology�掘�

科目番号11526担当教員名細川　典宏単位2単位
科目群資格必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
中学校習指導要領を踏まえ、その十分な理解に基づき、国語科の学習内容を把握し、小説「羅生門」（芥川龍之介）通して教材研究の方法およびその実践としての授業方法を身に付けることを目標とする。
到達目標
この授業においては、つぎの４項目の観点において到達目標を設定した授業を実施する。
〔知識・理解〕学習指導案の作成方法や授業の板書計画について、学習計画の意味、それに基づく指導案の構成を行うための基礎的な知識を身に付けることが出来る。
〔技能・表現〕具体的な授業を想定し、実現可能な授業計画を立て、その学習指導案を作成することが出来る。その過程においてアクティブ・ラーニングを理解した効果的な情報機器および教材の活用法が出来る。
〔思考・判断〕模擬授業などの実践も含めて定着を図り、生徒たちの国語科における学習成果を評価することが出来る。　
〔関心・意欲・態度〕生徒の学力を把握し、その認識や思考の実態に即することが出来るような目配りが出来る。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】中学校學習指導要領国語科の要点について　各学年の目標講義配布プリントに関する学習。学習時間は４０分とする。
【2】模擬授業１「羅生門」の導入部分について（１）講義、実践授業と討論授業者を含めて受講生全員、導入部分の授業を想定した板書計画を作成する。学習時間は６０分とする。
【3】模擬授業２「羅生門」の導入部分について（２）実践授業と討論授業者を含めて受講生全員、１段落前半部分の授業を想定した板書計画、細案を作成する。学習時間は６０分とする。
【4】模擬授業３「羅生門」１段落前半部分について（１）実践授業と討論授業者を含めて受講生全員、１段落前半部分の授業を想定した板書計画、細案を作成する。学習時間は６０分とする。
【5】模擬授業４「羅生門」１段落前半部分について（２）実践授業と討論授業で明らかになった問題を踏まえて、各自、もう一度板書計画、細案を作成する。６０分とする。
【6】模擬授業５「羅生門」１段落前半部分について（３）実践授業と討論授業で明らかになった問題を踏まえて、各自、もう一度板書計画、細案を作成する。６０分とする。
【7】模範授業１「羅生門」１段落後半部分について模範授業を行う講義と討論配布プリントに関する学習。学習時間は４０分とする。
【8】模範授業２「羅生門」３段落前半部分について模範授業を行う　講義と討論配布プリントに関する学習。学習時間は４０分とする。
【9】模範授業３「羅生門」３段落後半部分について模範授業を行う講義と討論配布プリントに関する学習。学習時間は４０分とする。
【10】模擬授業６「羅生門」４段落部分について（１）実践授業と討論授業者を含めて受講生全員、４段落前半部分の授業を想定した板書計画、細案を作成する。学習時間は６０分とする。
【11】模擬授業７「羅生門」４段落部分について（２）実践授業と討論授業者を含めて受講生全員、４段落前半部分の授業を想定した板書計画、細案を作成する。学習時間は６０分とする。
【12】模擬授業８「羅生門」４段落部分について（３）実践授業と討論授業で明らかになった問題を踏まえて、各自、もう一度板書計画、細案を作成する。学習時間は６０分とする。
【13】情報機器の活用（情報通信技術を活用した授業）　教育支援アプリの使い方講義と討論教育支援アプリを用いた率直な感想を感想文として作成する。原稿用紙で２枚程度。学習時間は６０分とする。
【14】情報機器の活用（情報通信技術を活用した授業）　教育支援アプリの実践講義と実践と討論教育支援アプリを用いた率直な感想を感想文として作成する。原稿用紙で２枚程度。学習時間は６０分とする。
【15】まとめ講義原稿用紙で３枚程度。学習時間は１２０分。これまでの授業を踏まえて、国語科教員としての将来像についてレポートを作成する。
評価方法
最終試験、課題平常点、課題提出状況、模擬授業の発表内容、態度を総合的に判断して行う。
割合は、試験７０パーセント、平常点３０パーセント。
小テストや課題のフィードバックは、毎回の授業内やクラスルームで行う。
教科書
中学校学習指導要領および高等学校学習指導要領（すでに購入指示済み）　
あとは適宜プリントを配布する.
参考図書
適宜紹介する。
備考
【オフィスアワー】　・・・月・金の３．４講時、4号館（学生サポートセンター）1階の教務部にいるので質問・相談に来てください。これ以外の時間帯も在室中は対応しますので来てください。
【実務経験】昭和６０年度〜令和３年度、香川県公立高等学校教員等