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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11596 | 担当教員名 | 細川 典宏 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 資格 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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中学校習指導要領を踏まえ、その十分な理解に基づき、国語科の学習内容を把握し、教材研究の方法およびその実践としての授業方法を身に付けることを目標とする。 |
到達目標 |
この授業においては、つぎの4項目の観点において到達目標を設定した授業を実施する。 〔知識・理解〕学習指導案の作成方法について、学習計画の意味、それに基づく指導案の構成を行うための基礎的な知識を身に付けることが出来る。 〔技能・表現〕具体的な授業を想定し、実現可能な授業計画を立て、その学習指導案を作成することが 出来る。その過程においてアクティブ・ラーニングを理解した効果的な情報機器および教材の活用法が出来る。 〔思考・判断〕模擬授業などの実践も含めて定着を図り、生徒たちの国語科における学習成果を評価 出来る。 〔関心・意欲・態度〕生徒の学力を把握し、その認識や思考の実態に即することが出来るような目配りが出来る。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 模擬授業1 A話すこと・聞くこと 討論(授業についての意見交換 30分) | 中学校国語科の教科書を用いて、A話すこと・聞くことに関する単元を対象にした学習指導案に基づく模擬授業を実施する。 | 授業者を含めて受講生全員、50分授業を想定した学習指導案を作成する。学習時間は90分とする。 |
【2】 | 模擬授業2 B書くこと 討論(授業についての意見交換 30分) | 中学校国語科の教科書を用いて、B書くことに関する単元を対象にした学習指導案に基づく模擬授業を実施する。 | 授業者を含めて受講生全員、50分授業を想定した学習指導案を作成する。学習時間は90分とする。 |
【3】 | 模擬授業3 C読むこと 討論(授業についての意見交換 30分) | 中学校国語科の教科書を用いて、C読むことに関する単元を対象にした学習指導案に基づく模擬授業を実施する。 | 授業者を含めて受講生全員、50分授業を想定した学習指導案を作成する。学習時間は90分とする。 |
【4】 | 模擬授業4 A話すこと・聞くこと 討論(授業についての意見交換 30分) | 高等学校国語科の国語総合の教科書を用いて、A話すこと・聞くことを学習対象としている単元を用いて、その学習指導案に基づく模擬授業を実施する。 | 授業者を含めて受講生全員、50分授業を想定した学習指導案を作成する。学習時間は90分とする。 |
【5】 | 模擬授業5 B書くこと 討論(授業についての意見交換 30分) | 高等学校国語科の国語総合の教科書を用いて、B書くことを学習対象としている単元を用いて、その学習指導案に基づく模擬授業を実施する | 授業者を含めて受講生全員、50分授業を想定した学習指導案を作成する。学習時間は90分とする。 |
【6】 | 模擬授業6 C読むこと 討論(授業についての意見交換 30分) | 高等学校国語科の国語総合の教科書を用いて、C読むことを学習対象としている単元を用いて、その学習指導案に基づく模擬授業を実施する | 授業者を含めて受講生全員、50分授業を想定した学習指導案を作成する。学習時間は90分とする。 |
【7】 | アクティブ・ラーニングについて1 ブレインライティング | アクティブ・ラーニングとは何か。その概念および授業方法の効果について概説し、学生の問題意識を喚起する。 | アクティブ・ラーニングとは何か。授業で明らかになったことを踏まえて、実際の授業での活用方法について考察したレポートを作成する。120分。 |
【8】 | アクティブ・ラーニングについて2 発表準備 グループワーク | アクティブ・ラーニングの具体的方法、それを取り入れた学習指導案の作成について説明し、実際に作成してみる。 | アクティブ・ラーニングに基づく50分の学習指導案を作成する。120分。 |
【9】 | アクティブ・ラーニングについて3 発表とまとめ | 受講生全員がアクティブ・ラーニングを取り込んだ学習指導案を発表して、問題点などについて討議を行う。 | 授業で明らかになった問題を踏まえて、各自、もう一度学習指導案を作成する。今回は前回とは異なる教材で行う。120分。 |
【10】 | 情報機器の活用(情報通信技術を活用した授業)1 その考え方と実践について | 情報機器の活用を活用した授業とは何か。その考え方とその実践についての説明を、実際の機器を使いながら理解する。 | 情報機器の活用についての考え方について、改めてその要点をまとめたレポートを作成する。原稿用紙で3枚程度。90分。 |
【11】 | 情報機器の活用(情報通信技術を活用した授業)2 教育支援アプリの使い方 | 情報機器を使用していく場合、教育支援アプリが用意されているので、その活用方法を学び、実践する。 | 教育支援アプリについて、今後使ってみたいアプリ、期待されるアプリの在り方についてレポートを作成する。原稿用紙で3枚程度。120分。 |
【12】 | 情報機器の活用(情報通信技術を活用した授業)3 教育支援アプリの実践 | 情報機器の活用において、教育支援アプリを実際に用いた授業の進め方を体験する。 | 教育支援アプリを用いた率直な感想を感想文として作成する。原稿用紙で3枚程度。120分。 |
【13】 | 教材研究の課題1 国語科教育と社会 | 国語科教育は、日本語の実践能力の習得のみならず、日本人として生き方や在り方に深く関わることを踏まえて、社会とどのように関わって行くのかを考察する。受講生はそのことについて討議する。 | 討議したことを踏まえて、国語科教育と社会とのあるべき関係についてレポートを作成する。原稿用紙で5枚程度。150分。 |
【14】 | 教材研究の課題2 メディア・リテラシー | 情報機器の活用は一面において有効かつ利便性が高い一方で、様々な問題点も生じている。今回は活用時の人権問題について考え、その問題点について討議する。 | 討議したことを踏まえて、国語科教育とメディア・リテラシーのあるべき関係についてレポートを作成する。原稿用紙で5枚程度。150分。 |
【15】 | まとめ | 国語科教育の意味およびその責務の重要性について、意見交換を行い、知識とその方法の定着を行う。 | 原稿用紙で5枚程度。150分。これまでの授業を踏まえて、国語科教員としての将来像についてレポートを作成する。 |
評価方法 |
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学習指導要領の理解度を測る授業回ごとの小テスト(25%)、模擬授業の発表内容(35%)、レポート試験(40%) 小テストや課題のフィードバックは、毎回の授業内やクラスルームで行う。 |
教科書 |
中学校学習指導要領(最新版)文部科学省、中学校学習指導要領 国語編(最新版)、高等学校学習指導要領(最新版)。加えて授業中に適宜資料を配布する。 |
参考図書 |
適宜紹介する。 |
備考 |
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【オフィスアワー】 ・・・月・金の3.4講時、4号館(学生サポートセンター)1階の教務部にいるので質問・相談に来てください。これ以外の時間帯も在室中は対応しますので来てください。 【実務経験】昭和60年度~令和3年度、香川県公立高等学校教員等 |