徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る | |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20457 | 担当教員名 | 丸尾 寛 | 単位 | 2単位 |
---|
科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年〜 |
---|
授業概要 |
---|
授業概要 志度出身の平賀源内が生きた時代を眺めて、彼が活動した時期の社会や経済・政治の動きを とらえ、その時代を考える。源内が作り上げた人脈などを通して個人の果たした役割と彼と彼 をめぐる人々が生み出した文化的な影響を理解する。 |
到達目標 |
到達目標 源内の生きた時代を通して、江戸時代中期の宝暦・明和期の時代を理解し、近代に続いて いく流れを理解し説明できるようにする。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | シラバスの説明と授業への取り組みについて説明し、テキスト全体について説明する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト9p〜24pを読んでおく。 |
【2】 | 江戸開幕から18世紀後半までの日本の動きと国際社会の動きさらに日本での蘭学の動きについて理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト9p〜24pを読んでまとめ ておく。 |
【3】 | 田沼意次の略歴と人柄について理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト25p〜35pを読んでおく。 |
【4】 | 田沼意次の進めた政策について理解し新しい政策について説明できるようにする。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト36p〜48pを読んでまと めておく。 |
【5】 | 平賀源内の略歴と長崎遊学や大坂での源内の活動について理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト49p〜61pを読んでおく。この頃の長崎についてレポートにまとめ提出。 |
【6】 | 高松藩士源内の藩主松平頼恭との交流と二度の辞職願について理解するとともにこの時期の高松藩の情勢を理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト61p〜72pを読んでおく。 |
【7】 | 江戸でのマルチタレント源内の活躍を理解する。 | 上記の作業とレポートの発表。 | テキスト61p〜84pを読んでおく。高松藩の動きについてレポートにまとめる。 |
【8】 | 杉田玄白の略歴と源内との交流について理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト89p〜102p、63p〜66pを読んでまとめておく。 |
【9】 | 『解体新書』が完成するまでの動きを理解し説明できるようにする。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト103p〜117pを読んでおく。『蘭学事始』を読みレポートにまとめる。 |
【10】 | 蘭癖大名島津重豪と源内の活躍した時代について理解する。 | 上記の作業とレポートの発表。 | テキスト118p〜140pを読んでまと めておく。 |
【11】 | 蘭癖大名の動向とこの頃の社会・文化の様子を理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト85p〜86p、101p、131p〜146pを読んでまとめておく。 |
【12】 | 上方を中心にした日本画壇の動きについて理解し説明できるようにする。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト145p〜160pを読んでおく。 |
【13】 | 江戸時代に女性として才能を発揮した只野真葛の活躍と真葛の父工藤平助について理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト160p〜186pを読んでまと めておく。 |
【14】 | 田沼時代の蝦夷地をめぐる動きについて理解する。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト186p〜211pを読んでまと めておく。 |
【15】 | 幕政の改革から明治維新への動きについて理解し説明できるようにする。 | 講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 | テキスト9p〜24p、212p〜214pを読んでまとめておく。 |
評価方法 |
---|
筆記試験を実施するが、授業での提出物、レポート、出席など日常点を加味して評価する。 |
教科書 |
新潮新書『開国前夜 田沼時代の輝き』鈴木由紀子著(720円税別)を教科書として使用する。 プリントを用意する。 |
参考図書 |
授業で参考書などを紹介する。 |
備考 |
---|
授業での提出物と適宜に出す課題レポートをみて到達度を測る予定です。 質問は管理棟の教務部でほぼ毎日出勤していますので受け付けます。 |