徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    教育心理学

科目番号20505担当教員名原田 耕太郎単位2単位
科目群資格必修・選択必修開講期後期 対象年次2年〜
授業概要
教育活動において重要となる、教育心理学の基本的な知識を概説する。
到達目標
教育活動における個々の問題に対する具体的な対応策を学ぶというよりも、教育活動を心理学の観点から捉え直し、改善や問題への対処を考える上での手がかりや枠組みを修得し、そのためのアイデアを提示できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】教育心理学の課題講義形式を主とする。教育心理学を学ぶ意義を説明できるようになるよう自習する。
【2】発達過程の理解(1)
知的発達
講義形式を主とする。知的発達の過程と発達段階ごとの特徴について、教育場面と関連づけて理解するよう自習する。
【3】発達過程の理解(2)
心理社会的発達
講義形式を主とする。心理社会的発達の過程と発達段階ごとの特徴について、教育場面と関連づけて理解するよう自習する。
【4】適応と障害の理解講義形式を主とする。発達と適応の観点から、生徒の学校への適応の問題を理解できるよう自習する。
【5】学習の基礎(1)
記憶の過程
講義形式を主とする。記憶過程の理解と、それを教育場面へ応用するうえでのアイデアを持つことができるよう自習する。
【6】学習の基礎(2)
学習の過程(古典的条件付け)
講義形式を主とする。古典的条件付けとその応用について説明できるようになるよう自習する。
【7】学習の基礎(3)
学習の過程(道具的条件付け)
講義形式を主とする。道具的条件付けとその応用について説明できるようになるよう自習する。
【8】認知心理学からみた学習講義形式を主とする。認知心理学の立場から教授法や教材について評価、改善する視点を養うよう自習する。
【9】教育におけるICT活用講義形式を主とする。ICT活用の利点と問題点を指摘できるよう自習する。
【10】動機づけの過程講義形式を主とする。内発的動機づけ、外発的動機づけとその関連事項について説明できるようになるよう自習する。
【11】動機づけと原因帰属講義形式を主とする。原因帰属、達成動機、失敗回避動機とその関連事項について説明できるようになるよう自習する。
【12】学級集団の理解講義形式を主とする。学級雰囲気と教育活動との関連性について、講義内容を踏まえて、持論を展開できるよう自習する。
【13】学級の人間関係講義形式を主とする。学級雰囲気や学級の人間関係と適応の問題について自習する。
【14】教育評価講義形式を主とする。教育評価に関する基本的事項を自らの言葉で説明できるよう自習する。
【15】まとめ講義形式を主とする。講義のまとめ
評価方法
試験と平常点で評価する。平常点において問題があると判断した場合は、不認定とする。
教科書
教育心理学 第3版 子安増生・田中俊也・南風原朝和・伊藤裕 有斐閣
参考図書
備考
復習の際には、教科書とノートを照合し、講義内容を再度まとめ直すよう心がける必要がある。