徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本文学講読A��(Readings in Japanese LiteratureA��)

科目番号30400担当教員名宋　炳五単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
江戸前期の注釈書、北村季吟の『八代集抄』を読む。影印本をテキストに用い、版本が読めるように練習する。
授業では、『古今集』を中心に読むことにする。北村季吟の解説を踏まえながら、『古今集』の表現、周辺文学との関わりなども考察していく。
到達目標
日本文学の根幹とも言える和歌を読みながら、変体仮名が読めるようにする。さらに、注釈書を読むことで、一首の和歌がどのように読まれ、解釈されてきたかを確認する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション
版本について		講義担当を決めて講読
【2】八代集（古今集〜新古今集）までの系譜について講義平仮名の元の漢字（字母）を覚える
【3】『八代集抄』を読む(p5〜15)
江戸時代の古典研究(北村季吟を中心に)		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p5〜15)
【4】『八代集抄』を読む(p16〜25)
｢紀貫之と古今集の仮名序｣		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p16〜25)
【5】『八代集抄』を読む(p26〜35)
｢紀貫之と古今集の部立｣		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p26〜35)
【6】『八代集抄』を読む(p36〜45)
｢恋歌の巻頭歌｣について		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p36〜45)
【7】『八代集抄』を読む(p46〜55)
｢和歌集の左注｣について		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p46〜55)
【8】『八代集抄』を読む(p56〜65)
藤原定家の『顕註密勘』のもつ意義		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p56〜65)
【9】『八代集抄』を読む(p66〜75)
｢右近のむまばのひをり｣について		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p66〜75)
【10】『八代集抄』を読む(p76〜85)
｢詞書と和歌のあいだ｣		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p76〜85)
【11】『八代集抄』を読む(p86〜95)
｢歌枕｣の世界		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p86〜95)
【12】『八代集抄』を読む(p96〜105)
歌合の歌について		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p96〜105)
【13】『八代集抄』を読む(p106〜115)
歌詞 ｢瀧津瀬｣について		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p106〜115)
【14】『八代集抄』を読む(p116〜125)
歌詞 ｢玉の緒｣について		講義+講読影印本の読みの練習（担当者）
和歌の朗読(p116〜125)
【15】まとめ　　
評価方法
期末テスト(40％),平常点(30％),レポート(30％)で、総合的に評価する。
教科書
プリントを配布する。
参考図書
授業時に指示する。
備考
オフィスアワー：火曜日3講時（出張・授業・会議等による不在時以外は、612研究室にて質問等を受け付けます）