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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 34510 | 担当教員名 | 下田 祐輔 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年〜 |
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授業概要 |
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(授業目的・方針等)長い歴史に育まれた日本の文学において重要な位置を占めるのが、歌(和歌…やまとうた)と詩(漢詩…からうた)であり、またそこから生まれた俳諧(連句・発句)である。これら古典の定型は驚異的な生命力を保ち、特に短歌と俳句は、今なお新鋭作者から無数の愛好者に至るまでの担い手に支持された現代文学でもあることは周知の通りである。この科目では、詩歌に表現する(思いをかたちにする)ことの意味とその方法を、理論と実践の両面から深めていきたい。まず日本の定型詩の歴史を概観して各詩型の性格や位置づけを把握する。創作については、今回は俳句と連句を主とし、その創作営為の基本を実践を通して習得する。この授業を通して表現の楽しさや味わいを存分に知ることは、今後の人生においても大きな意味を持ってくることになるだろう。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | はじめに | ||
【2】 | 日本文学における定型詩(1)―和歌と漢詩・ふたつの「うた」 | ||
【3】 | 日本文学における定型詩(2)―連歌と俳諧・座の文芸 | ||
【4】 | 日本文学における定型詩(3)―俳句と短歌・近代の文学 | ||
【5】 | 俳句の作法(1)―韻律 | ||
【6】 | 俳句の作法(2)―季語 | ||
【7】 | 俳句の作法(3)―表現 | ||
【8】 | 句会のやり方(1)―題詠と雑詠 | ||
【9】 | 句会のやり方(2)―互選と合評 | ||
【10】 | 連句の作法(1)―付合 | ||
【11】 | 連句の作法(2)―三句目の転じ | ||
【12】 | 連句の作法(3)―式目 | ||
【13】 | 歌仙を巻く(1) | ||
【14】 | 歌仙を巻く(2) | ||
【15】 | まとめ |
評価方法 |
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出席状況、授業・課題への取り組みにより評価する。 |
教科書 |
各自「歳時記」を必ず購入すること。(各種あるが、どれでも可。また電子辞書に入っている歳時記でもよい。) |
参考図書 |
授業時に指示する。 |
備考 |
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