徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本文化特講B

科目番号00054担当教員名青木 毅単位2単位
科目群資格必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
【授業概要】語は他の語とさまざまな関係を保ちながら存在し、一定のまとまり(語彙)を形成している。本講義では、語同士の関係を支えている語形と語義に注目しつつ、日本語における語彙の構造を検討する。さらに語義(語の意味)をめぐる問題(意味とは何か、どのように把握・記述されるべきか等)についても考察する。
【到達目標】語彙は、その言語使用者の文化的背景や認識のあり方を反映していると言われるが、日本の文化や日本人の物の見方とどのような相関性があるのかを理解する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】イントロダクション講義(折に触れて、講義内容を踏まえた課題を提出してもらう予定である。学生自身による作業を通して授業内容をより深く理解してもらう) 
【2】言葉とは何か─言葉と文化─  
【3】語とは何か─言語における分節─  
【4】語彙とは何か─さまざまな語彙─  
【5】語形による関係性─オノマトペ─  
【6】語義による関係性─着脱動詞─  
【7】語形・語義による関係性(1)─指示語─  
【8】語形・語義による関係性(2)─親族語彙─  
【9】語形・語義と語源─色名語彙─  
【10】語彙の意味的構造(1)─形容詞の活用と意味─  
【11】語彙の意味的構造(2)─次元形容詞─  
【12】意味とは何か─指示対象と意味─  
【13】意味の捉え方─意味の成分─  
【14】意味記述のあり方─国語辞典における意味記述─  
【15】まとめ  
評価方法
出席状況、授業・課題への取り組み方、筆記試験の成績による。
教科書
参考図書
授業時に適宜指示する。
備考