徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域史研究B

科目番号00177担当教員名橋詰 茂単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年〜
授業概要
[授業概要]今、私たちが生活している地域には、古くからの歴史が綿綿と継続している。それらの歴史を「地域史」と呼ぶが、日本史上にはほとんど表れてこない。だが、地域独自の歴史の積み重ねが日本史を形成することを忘れてはならない。ここでは讃岐の地域史を考える一つの素材として海と船をテーマとして取り上げる。讃岐は瀬戸内海に面し、古き時代から海が生活の一部となっていたことは 案外忘れがちである。そこで海からの視点で歴史観の再構築を図るため讃岐各地の港津を中心に据え、そこから陸上の生活史を検証しようとするものである。
[到達目標]織豊期から近世における瀬戸内海を媒介とした讃岐の歴史(いわゆる地域史)を明らかにすることにより、地域史の重要性を認識させることを目的とし、地域からの発信に心がけたい。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】瀬戸内海と船・航路・港津  
【2】瀬戸内水軍と物流  
【3】島を巡る1(塩飽)  
【4】島を巡る2(塩飽)  
【5】東讃の港津を巡る(小豆島)  
【6】東讃の港津を巡る(小豆島)  
【7】東讃の港津を巡る(引田)  
【8】中讃の港津を巡る1(引田)  
【9】中讃の港津を巡る(宇多津)  
【10】中讃の港津を巡る(宇多津)  
【11】西讃の港津を巡る(仁尾)  
【12】西讃の港津を巡る(仁尾)  
【13】城下町と港津(高松)  
【14】城下町と港津(丸亀)  
【15】現地研修  
評価方法
  筆記試験を実施するが、レポート・出席などを加味して評価する。
教科書
  なし
参考図書
『近世の讃岐』(木原溥幸他編、美巧社、2200円税別)、『中世の讃岐と瀬戸内世界』(市村高男他編、岩田書院、3000円税別)、『瀬戸内海地域社会と織田権力』(橋詰茂著、思文閣出版、7200円税別)、『瀬戸内諸島と海の道』(山口徹編、吉川弘文館、2300円税別)  
備考