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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00316 | 担当教員名 | 大久保 徹也 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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現代社会を理これからの社会人として現代社会の成り立ちを理解しておくことは大切だ。この講義では3つのテーマを挙げる。 1)日本国憲法の基本構成をあらためて確認しよう。そのために大日本帝国憲法と日本国憲法を対比して後者の特色を整理しよう。 2)我々の日常生活に密接に関係する地方自治制度の特色を確認しよう。そのためには近代〜現代の地方自治制度整備の流れを一度整理しておくことが必要となる。 3)実は近代の文化財保護制度の確立は地方自治制度整備と深く関係している。今日の地方自治行政の一つの柱である文化・文化財行政の意味を理解するためにはこの関係も整理しておきたい。 れを整理する。 |
到達目標 |
社会人として現代社会で活動するために必須の基礎知識を習得する。とくにこれからの地域社会の担い手、地方自治の将来像を構想することができるような社会人の育成を目指す。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 近代という時間幅・現代という時間幅 | 講義 | (予習事項)世界史年表に目を通す (復習事項)世界史年表をもう一度見ておく |
【2】 | 世界史的な近代・現代 世界史の中の日本史 | 講義 | (予習事項)日本史年表と世界史年表を対比しておく (復習事項)講義内容の整理 |
【3】 | 前近代の「国」、近代の「国」「国民国家」とは何か | 講義 | (予習事項)「国民国家」という用語/概念をあらかじめ調べてみよう (復習事項)講義内容の整理 |
【4】 | 大日本帝国憲法と日本国憲法(1) | 講義 | (予習事項)二つの憲法の章構成と各章構成条文数を比較しておく (復習事項)講義内容の整理 |
【5】 | 大日本帝国憲法と日本国憲法(2) | 講義 | (予習事項)天皇に関する条文を比較して読んでおくこと (復習事項)講義内容の整理 |
【6】 | 大日本帝国憲法と日本国憲法(3) | 講義 | (予習事項)国民(臣民)の権利義務に関する条文を読んでおくこと (復習事項)講義内容の整理 |
【7】 | 大日本帝国憲法と日本国憲法(4) | 講義 | (予習事項)国会・内閣に関する条文を比較して読んでおくこと (復習事項)講義内容の整理 |
【8】 | 地方自治制度を整備した時代(1) | 講義 | (予習事項)明治22年府県制・町村制 (復習事項)講義内容の整理 |
【9】 | 地方自治制度を整備した時代(2) | 講義 | (予習事項) (復習事項)講義内容の整理 |
【10】 | 地方自治制度を整備した時代(3) | 講義 | (予習事項) (復習事項)講義内容の整理 |
【11】 | 近代の文化財保護制度(1) | 講義 | (予習事項)陵墓制度、古社寺保存法、史蹟名勝天然紀念物保存法という用語を調べておく (復習事項)講義内容の整理 |
【12】 | 近代の文化財保護制度(2) 外向きの文化財/内向きの文化財 | 講義 | (予習事項)古社寺保存法、史蹟名勝天然紀念物保存法の条文を読んでおくこと (復習事項)講義内容の整理 |
【13】 | 近代の文化財保護制度(3) 史蹟名勝天然紀念物保存法と地方自治制度 | 講義 | (予習事項)「地方改良運動」という用語を調べておくこと (復習事項)講義内容の整理 |
【14】 | 近代の文化財保護制度(4) 文化財保護法と地方自治制度 | 講義 | (予習事項)戦後の制度改革を再確認しておくこと (復習事項)講義ノートの再点検 |
【15】 | 現代社会の理解 | 講義・点検 | (復習事項)講義ノートの再点検 |
評価方法 |
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期末期末筆記試験を重視する。また講義中適宜小テストやレポートを課し、評価に加える。 |
教科書 |
なし |
参考図書 |
なし |
備考 |
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本講義は文学部共通基礎科目の一つ。 |