徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    文化財実習��(考古学) [Practice on Cultural Properties��(Archaeology)]

科目番号10524担当教員名大久保　徹也単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
(概要)
前期開講の考古学実習�気任蝋邑纏駑舛里Δ繊�遺跡・遺構の観察と記録作成の手順をまなぶ。また同時に発掘調査の実際を観察することも有益であるので、よい機会があればｼﾗﾊﾞｽを一部変更して調査見学を実施することもある。とくに本地域の考古資料を実際に観察し、検討する機会を重視したい。
到達目標
本実習で実際の発掘調査の流れを理解し対応できる基礎技術を身につけることを目標とする。遺跡測量に必要な基本的測量器具のうち、レベル、トランシット、平板の使用法を身につけておきたい。
時間外に機材を使用して操作の習熟につとめることを勧めたい。積極的に自習して欲しい。
また、ともすれば実習の内容について「なぜここで精密な計測が？」といった疑問を感じることもあるだろう。実習時間内で十分に説明出来ない場合もあるので、考古学関係の講義科目を受講する中で考古資料を観察する要点について理解してもらいたい。
知識：記録作成種別ごとに使用する機材種別および作成記録の特性
態度：実習時間外に積極的に自習を繰り返し機器操作方法に習熟する姿勢（機器の操作はさほど複雑ではない。要は繰り返しだ）
技能：基本的測量機材の操作と作図
思考：記録作成のプランニング能力
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】遺跡観察の要点について講義概説機材名称確認
【2】測量実習�　．譽戰襪料犧遒修裡�実習・機材操作実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）次回実習までに2時間×３回以上
【3】測量実習�◆．譽戰襪料犧遒修裡�実習・機材操作（機材操作の習熟度確認）実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）
次回実習までに2時間×３回以上
【4】測量実習��　トランシットの使い方その１実習・機材操作実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）次回実習までに2時間×３回以上
【5】測量実習�ぁ．肇薀鵐轡奪箸了箸な�その２実習・機材操作（機材操作の習熟度確認）実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）次回実習までに2時間×３回以上
【6】測量実習�ァ（身賃�量その１実習・機材操作実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）次回実習までに2時間×３回以上
【7】測量実習�Α（身賃�量その２実習・機材操作実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）次回実習までに2時間×３回以上
【8】測量実習�А（身賃�量その３実習・機材操作（機材操作の習熟度確認）実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に機材操作をしておくこと）次回実習までに2時間×３回以上
【9】測量実習�─（身弔砲茲訝老舛梁�量その１実習・機材操作実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に平板測量を実施してみること）次回実習までに2時間×３回以上
【10】測量実習��　平板による地形の測量その２実習・機材操作実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に平板測量を実施してみること）次回実習までに2時間×３回以上
【11】測量実習��　平板による地形の測量その３実習・機材操作（実測作業習熟度確認）実習内容の復習（実際に実習内容に応じた空き時間に平板測量を実施してみること）次回実習までに2時間×３回以上
【12】遺構作図　平面図の作成１実習課題実測図作成
次回実習までに2時間×３回程度を要する
【13】遺構作図　平面図の作成２実習（実測作業習熟度確認）課題実測図作成
次回実習までに2時間×３回程度を要する
【14】遺構作図　断面図の作成１実習課題実測図作成
次回実習までに2時間×３回程度を要する
【15】遺構作図　断面図の作成２実習（実測作業習熟度確認）課題実測図作成
次回実習までに2時間×３回程度を要する
評価方法
期末試験（100％　基本的に実習時間指示した課題の提出を予定している。）
教科書
なし
参考図書
なし
備考
�ー遜�はとにかく作業や機材の操作に慣れることが大切であるからもちろん出席重視。やむを得ず欠席の場合、必ず欠席回の実習内容をほかの受講生に確認するなどして次回までに自習しておくこと
��遺跡（発掘調査）見学は講義日を休日に振り替えて行う場合があるが、各地の発掘調査状況を勘案して日程を検討する。
�Ｅ係�その他の事情により実習�兇瞭睛討醗貮瑤鯑�れ替える場合がある。
�げ憧�もしくは年度末に発掘調査を予定しているので受講生は本実習の仕上げとして調査に参加することを期待する。
学則に沿って講義回数１／３以上の欠席で単位不認定となることあらためて注意！やむを得ず欠席の場合はできるだけ事前に、また事後速やかに（概ね次回講義以前）に申し出ること。事情を勘案してレポート提出を以て出席に代えるなどの措置をとることがある。
原則として月曜日午後在室。ただし調査指導などの理由により学外に出ることもあるので、質問等がある場合は事前にメールでアポをとることを奨める。
連絡先→tokubo@me.com
なお自習用に測量機材を貸し出す（原則学内使用のこと）ので積極的に利用して欲しい。
＊前職において12年間、考古学研究・調査および文化財保護に携わってきた。またその過程で調査指導の機会も多かった。しかしその職務としてかかる「実習」を担当したことはない。故に厳密には本科目に係る実務経験はないということになる。