徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    文化財学概論A(Introduction to Cultural Properties A)

科目番号10646担当教員名清水 真一単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
文化財の概念や、国及び地方公共団体の保護の体制や制度を学び、また文化財行政と地域振興・まちづくりなどとの連携による文化財の公開・活用を進めるための施策と実践例を学び、文化財を通じて地域文化の発展に寄与するために必要な考え方と手法を修得する。
到達目標
①知識(理解):文化財保護の歩みと現在の保護の仕組みについての基本的な知識を得る。
②態度(関心・意欲):保護の対象や制度は社会の変化とともに移り変わってきたものであり、身近な現代社会の課題として捉える。
③技能(表現):対象分野の性格に応じた保存・活用の手法を身につける。
④思考・判断:文化財が過去の遺産としてばかりでなく地域社会の発展に寄与するものとして活かす思考力を養う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】文化財の概念講義、一斉講義形式 復習ノートの作成:文化財とは何か理解する
学習時間3時間程度
【2】文化財政策の変遷(1)講義、一斉講義形式復習ノートの作成:明治・大正期の保護の考え方と制度を理解する。学習時間3時間程度
【3】文化財政策の変遷(2)講義、一斉講義形式復習ノートの作成昭和戦前・戦後の保護の考え方と制度を理解する。学習時間3時間程度
【4】文化財保護の制度講義、一斉講義形式復習ノートの作成:多様な文化財保護制度の仕組みを理解する。学習時間3時間程度
【5】文化財保護法講義、一斉講義形式復習ノートの作成:現行の日本の保護制度を理解する。学習時間3時間程度
【6】重要文化財の保護講義、一斉講義形式復習ノートの作成:指定文化財の保護の制度を理解する。学習時間3時間程度
【7】登録有形文化財の保護講義、一斉講義形式復習ノートの作成:登録有形文化財の保護制度を理解する。学習時間3時間程度
レポート課題(1)指定制度と登録制度の相違
【8】無形、民俗、埋蔵、史跡名勝天然記念物の保護講義、一斉講義形式復習ノートの作成:無形、民俗、埋蔵、史跡名勝天然記念物の保護制度を理解する。学習時間3時間程度
【9】文化的景観と伝統的建造物群の保護講義、一斉講義形式復習ノートの作成:文化的景学習時間3時間程度観と伝統的建造物群の保護を理解する。学習時間3時間程度
レポート課題(2)文化的景観と伝統的建造物群の保護制度の相違
【10】保存・修復技術の継承と用具・資材の確保講義、一斉講義形式復習ノートの作成:存・修復技術の継承と用具・資材の確保に関する制度と政策を理解する。学習時間3時間程度
【11】文化財保護の体制講義、一斉講義形式復習ノートの作成:文化財保護に関する行政機関・修復機関等について理解する。学習時間3時間程度
【12】文化財の活用とまちづくり講義、一斉講義形式復習ノートの作成:文化財の活用とまちづくりに関する施策と動向について理解する。学習時間3時間程度
【13】文化財と国際社会講義、一斉講義形式復習ノートの作成:ユネスコ等の国際機関の活動と日本の関わり方について理解する。学習時間3時間程度
【14】日本の世界遺産講義、一斉講義形式復習ノートの作成:世界遺産について基礎的な理解を得る。学習時間3時間程度
【15】文化財保護の課題討議復習ノートの作成:日本の文化財保護のあり方と課題について考える。学習時間3時間程度
評価方法
平常点(40点)、試験(60点)
教科書
特になし
参考図書
適宜紹介、配付プリント
備考
オフィスアワー 月曜5限 研究棟(7号館)8階研究室