徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    博物館概論 (Introduction to Museology)

科目番号10925担当教員名濱田 宣単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年~
授業概要
〔授業概要〕博物館の目的と様々な機能、また博物館の分類や歴史などを考察する。
到達目標
〔到達目標〕①知識・理解:博物館の存在意義を理解する。②関心・意欲:身近にある博物館を訪問し、博物館活動について情報を収集する。③技能:博物館の展示内容について観察することができる。④思考・判断:博物館に関する基礎的知識の習得を図るとともに、博物館の現状と課題についても認識する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】なぜ学芸員資格をとるのか ―学芸員に必要な素養とは―講義/一斉講義形式。実際に博物館に行き、博物館の実情を観る。学習時間の目安:180分(1・2・3・7)。
【2】博物館学とは ―博物館の存在価値を考える―講義/ディスカッションを含む。実際に博物館に行き、博物館の実情を観る。学習時間の目安:180分(1・2・3・7)。
【3】博物館の定義と博物館を構成する要素 ―「モノ」「ヒト」「バ」―講義/一斉講義形式。実際に博物館に行き、博物館の実情を観る。学習時間の目安:180分(1・2・3・7)。
【4】学芸員はどうあるべきか講義/ディスカッションを含む。学芸員に必要な資質について整理する。学習時間の目安:180分。
【5】博物館の分類① 資料の種類による分類講義/一斉講義形式。具体的に何という博物館が相当するのか調べる。学習時間の目安:180分。
【6】博物館の分類② 機能等による分類講義/一斉講義形式。具体的に何という博物館が相当するのか調べる。学習時間の目安:180分。
【7】博物館の機能(学芸員の役割)① 資料の収集・保管・展示とは講義/一斉講義形式。資料の展示とはどういうものか実際に博物館に行き確かめる。学習時間の目安:180分(1・2・3・7)。
【8】博物館の機能(学芸員の役割)② 調査研究と学習支援とは講義/一斉講義形式。博物館が取り組んでいる調査研究の内容について具体例を調べる。学習時間の目安:180分。
【9】博物館における調査研究① 資料保存に関する研究、資料の学術的研究講義/一斉講義形式。なぜ資料を保存しなければならないのか整理する。学習時間の目安:180分。
【10】博物館における調査研究② 「もの」と「ひと」を結び付ける研究、研究成果の発表講義/一斉講義形式。博物館において具体的にどのような工夫をすればよいのかを整理する。学習時間の目安:180分。
【11】博物館における学習支援① 博物館の存在理由講義/一斉講義形式。学習支援の必要性を整理する。学習時間の目安:30分。
【12】博物館における学習支援② 実施上の留意点講義/一斉講義形式。博物館が取り組んでいる学習支援の内容について具体例を調べる。学習時間の目安:180分。
【13】生涯学習と博物館 ―学習に対するニーズ、学校教育との連携―講義/一斉講義形式。学校教育との連携の重要性について整理する。学習時間の目安:180分。
【14】博物館とボランティア活動講義/一斉講義形式。ボランティア活動の意義について整理する。学習時間の目安:180分。
【15】博物館の将来像 ―再来性のある博物館、地域の中の博物館―講義/ディスカッションを含む。これからの博物館のあり方についての各自の意見をまとめる。学習時間の目安:180分。
評価方法
レポート(「博物館の歴史」)(30%)及び筆記試験(70%)
定期試験に対する解答の解説は、Googleclassroomにて行います。
教科書
なし(プリント配付)
参考図書
講義中に適宜紹介する。
備考
①オフィスアワー:水曜日の2講時・3講時。文学部長室。  ②科目ナンバー:4DRS124L
③googleclassroom クラスコード: xtde4kw
④実務経験:広島県立歴史博物館学芸員・主任学芸員(8年間)昭和63年から平成8年