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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11585 | 担当教員名 | 佐々木 亨 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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古代の文学思潮とその作品について概観して、著名な作品についてはその一節を繙きながら理解を深化させる。 |
到達目標 |
巨視的的視点で過去を振り返り、時代の特色と作品に対する関心を持ち、これを深く理解し、自らの言葉でその内容を表現して纏め、客観的に思考する能力を身に付ける。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス | 講義 | 予習 古典の時代区分を調べておく 復習 古典と近代文学の区分理由を確認 共に授業時間数を要す。 |
【2】 | 上代文学を代表する作品とは | 講義 | 予習 テキスト10・11頁を纏める 復習 韻文が散文に先行した理由を確認 共に授業時間数を要す。 |
【3】 | 『古事記』のヤマトケル | 講義 | 予習 ヤマトタケルの遠征記事を読む 復習 景行天皇に対する感情を理解する 共に授業時間数を要す。 |
【4】 | 『日本書紀』のヤマトタケル | 講義 | 予習 ヤマトタケルの遠征記事を読む 復習 『記・紀』の相違点を確認 共に授業時間数を要す。 |
【5】 | 『万葉集』の浦島子 レポート① | 講義 | 予習 レポート①の下書き 復習 今日周知の浦島伝説との相違を確認 共に授業時間数を要す。 |
【6】 | 中古文学を代表する作品 | 講義 | 予習 テキスト50・51頁を纏める 復習 返却レポート①の推敲 共に授業時間数を要す。 |
【7】 | 『古今和歌集』は何故特筆されるのか | 講義 | 予習 勅撰和歌集と私家集の違いを調べる 復習 漢詩文との遠近について確認 共に授業時間数を要す。 |
【8】 | 『竹取物語』の主人公とは レポート② | 講義 | 予習 レポート②の下書き 復習 『今昔竹取』の翁描写を確認 共に授業時間数を要す。 |
【9】 | 『伊勢物語』見られる女性のしたたかさ | 講義 | 予習 「筒井筒」の章段を読んでおく 復習 返却レポート②の推敲 共に授業時間数を要す。 |
【10】 | 宮廷サロンと文学 | 講義 | 予習 藤原道長を巡る人物関係を調べる 復習 宮廷女房が文学を担った理由を纏める 共に授業時間数を要す。 |
【11】 | 『枕草子』に語られぬ涙 レポート③ | 講義 | 予習 レポート③の下書き 復習 「春は曙」の章段に描かれた美意識を纏める 共に授業時間数を要す。 |
【12】 | 『源氏物語』の冒頭と「宇治十帖」の冒頭 | 講義 | 予習 各々を比較して読む 復習 返却レポート③の推敲 共に授業時間数を要す。 |
【13】 | 『今昔物語集』の鬼 | 講義 | 予習 説話の定義を調べておく 復習 鬼の結末を分類する 共に授業時間数を要す。 |
【14】 | 史書と歴史物語との違い レポート④ | 講義 | 予習 レポート④の下書き 復習 対話形式の持つ意味を確認する 共に授業時間数を要す。 |
【15】 | まとめ | 講義 | 予習 古代文学の担い手と享受層を纏めておく 復習 返却レポート④の推敲 共に授業時間数を要す。 |
評価方法 |
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四回の教場レポート合算点(レポートの実施日は変更する場合もある) |
教科書 |
『日本古典文学史』(乾安代他編 暁印書館) 1700円(税別) 各回に指定する新編日本古典文学全集本の作品本文 |
参考図書 |
その都度 、作品に応じて指示する。 |
備考 |
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水曜日Ⅴ限研究棟(7号館)6階611研究室にて質問等を受け付ける。 |