徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語コミュニケーションC

科目番号11616担当教員名近藤 政行単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
私たちは日本語をどのように使っているだろうか。日本語による言語生活について考えたい。
到達目標
言語への関心を高め、言語の特徴を理解し、言語を客観的に観察し分析する技巧を習得している。そしてコミュニケーションのためのさまざまな配慮ができる。以上の諸点を目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】授業概要の説明。講義シラバスに基づき授業計画を作成する。
【2】漢字をどのように使っているか。講義常用漢字表について調べる。
【3】新聞の記事から(1)新しい表現講義テレビでよく耳にする言い方を調べる。
【4】「敷居が高い」講義慣用句の意味を正しく理解しているかチェックする。
【5】新聞の記事から(2)本来の意味を理解する講義「姑息」の正しい意味は?
【6】「足の人さし指」講義変な言い方かもしれないが、ほかに言いようがないような言い方を集める。
【7】ローマ字のつづり方講義ローマ字のつづり方の種類を調べる。
【8】言語生活と辞書講義「憮然」や「雨模様」など意味を正しく理解しているかチェックする。
【9】カタカナ語と和製英語講義日常的に使われているカタカナ語について日本語で言うのとどう違うのか考えてみる。
【10】「一番最後」講義「一番最後」のように改めて考えると変な言い方になっているものを集めてみる。
【11】親族語講義親族語と人称代名詞について考える
【12】「美しすぎる」講義「〜すぎる」の使い方について考えてみよう。
【13】漢字の形講義手書きの漢字の形は人によって違いがある。どこに違いがあるか探してみよう。
【14】敬語講義敬語を正しく使うためのポイントはどこにあるのだろうか。
【15】まとめ講義授業で扱ったさまざまな問題についてまとめ、試験に備える。
評価方法
筆記試験75%、平常点25%として総合的に評価する。試験の解答等は授業時に説明する。
教科書
必要に応じてプリントを配布する。
参考図書
鈴木孝夫『日本語教のすすめ』新潮新書
北原保雄『勘違いの日本語、伝わらない日本語』宝島社新書
備考
オフィスアワー 水曜日10時30分から12時 604研究室
【実務経験】昭和62年〜平成1年 武蔵工業大学付属中学・高等学校講師
【科目ナンバー】4LCB213L