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徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11682 | 担当教員名 | 大久保 徹也 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | ３年 |
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| 授業概要 |
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| （概要） 本演習は4年次の卒業研究作成に向けた資料収集と分析の入門編という性格をもつ。 関係論文の講読を行うと共に受講生は各自研究テーマを設定して資料収集と分析を実践してほしい。 資料の収集と実見およびそれに基づく検討・分析のプロセスを実践することが本科目要点である。テーマ設定にあたってはデータ収集と実資料の観察が可能な資料群（観察の利便性を考慮すれば本地域に所在する資料群がよいだろう）を取り扱うことを念頭において欲しい。 |
| 到達目標 |
| 考古学分野における資料収集と分析の基礎的方法についてあらためて習得する。本地域所在資料（遺跡・遺構・遺物の別は問わない）を取り上げ、資料収集と分析、そしてその成果のとりまとめを実践する。 知識：選定テーマに関する研究動向の理解と資料の特性 態度：継続して丹念に資料を収集し分析する姿勢 技能：資料リスト・カードの作成と基礎的な統計分析 思考：論理的な思考能力の涵養 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 考古学研究の基本と研究テーマの選定方法（再論） | 講義・解説 | 研究テーマの検討 関連事項調査 日々1時間以上 演習準備に当てること |
| 【2】 | 研究テーマを検討する。その１（報告3名分） | 報告と討議 | 研究テーマの検討 日々1時間以上 演習準備に当てること |
| 【3】 | 研究テーマを検討する。その２（報告2名分） | 報告と討議・講評 | 研究テーマ案作成 日々1時間以上 演習準備に当てること |
| 【4】 | 研究動向の確認その１（先行研究を追跡する） | 講義・解説 | テーマに関する研究動向 文献調査 日々２時間程度目標とすること |
| 【5】 | 研究動向の確認その２（文献調査の進捗状況報告） | 報告と討議・講評 | テーマに関する研究動向 文献調査 日々２時間程度目標とすること |
| 【6】 | 研究動向の確認その３（研究動向に関する報告） | 報告と討議・講評 | テーマに関する研究動向 文献調査 日々２時間程度目標とすること |
| 【7】 | 研究テーマを検討する。その３ | 研究テーマ案（再検討済み）の報告 | 研究テーマ最終案作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【8】 | 分析資料リストの提示１ | 報告と討議・講評 | 関連資料リストの作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【9】 | 分析資料リストの提示２ | 報告と討議・講評 | 関連資料リストの作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【10】 | 分析資料の基礎整理（資料カードの作成） | 講義・解説 | 関連資料リストの作成 関係文献リスト作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【11】 | 資料カード構成案の報告 | 報告と討議・講評 | 関連資料リストの作成 関係文献リスト作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【12】 | 関連資料のデータ化（カード作成）その１ | 進捗状況報告・作成済み資料カードの提出と検討 | 資料リスト充実のため資料調査（発掘調査報告書の読み込みと必要事項の抽出を中心に） 書庫等で日々２時間程度の作業を目標とすること |
| 【13】 | 関連資料のデータ化（カード作成）その２ | 進捗状況報告・作成済み資料カードの提出と検討 | 資料リスト充実のため資料調査（発掘調査報告書の読み込みと必要事項の抽出を中心に） 書庫等で日々２時間程度の作業を目標とすること |
| 【14】 | 関連資料のデータ化（カード作成）その３ | 進捗状況報告・作成済み資料カードの提出と検討 | 資料リスト充実のため資料調査（発掘調査報告書の読み込みと必要事項の抽出を中心に） 書庫等で日々２時間程度の作業を目標とすること |
| 【15】 | 関連資料のデータ化（カード作成）その４ | 進捗状況報告・作成済み資料カードの提出と検討 | 資料リスト充実のため資料調査（発掘調査報告書の読み込みと必要事項の抽出を中心に） 日々２時間程度目標とすること |
| 【16】 | 収集データの分析その１ | 講義・解説・報告と討議・講評 | 資料リストから傾向を読み取る 日々２時間程度目標とすること |
| 【17】 | 収集データの分析その２ | 報告と討議・講評 | 資料リストから傾向を読み取る 日々２時間程度目標とすること |
| 【18】 | 収集データの分析その３ | 報告と検討 | 資料リストから傾向を読み取る 日々２時間程度目標とすること |
| 【19】 | 収集データの分析その４ | 報告と討議・講評 | 資料リストから傾向を読み取る 日々２時間程度目標とすること |
| 【20】 | レポートの構成を考える。その１ | 講義・解説・報告と討議・講評 | 資料リストから傾向を読み取る レポート構成案作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【21】 | レポートの構成を考える。その２ | レポート構成案報告と討議・講評 | 資料リストから傾向を読み取る レポート構成案作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【22】 | 予備的討議（レポート要旨）その１ | 報告と検討 | 資料リストから傾向を読み取る レポート構成案作成 日々２時間程度目標とすること |
| 【23】 | 予備的討議（レポート要旨）その２ | 報告と討議・講評 | 報告内容を整理する 得心がいくまで |
| 【24】 | レポート構成の再検討その１ | 講義・解説・報告と討議・講評 | レポート構成案の点検 日々２時間程度目標とすること |
| 【25】 | 収集データの分析その５ | 報告と討議・講評 | データの再検討 得心がいくまで |
| 【26】 | 収集データの分析その６ | 講義・解説・報告と討議・講評 | データの再検討・構成案に沿ったレポート作成 得心がいくまで |
| 【27】 | 分析成果の取りまとめ（１） | 報告と検討 | 構成案に沿ったレポート作成 得心がいくまで |
| 【28】 | 分析成果の取りまとめ（２） | 報告と検討 | 構成案に沿ったレポート作成 得心がいくまで |
| 【29】 | 研究成果の予備報告 | 報告と討議・講評 | 報告準備 日々２時間程度目標とすること |
| 【30】 | まとめ | 講義・解説 | 討議内容の整理 日々２時間程度目標とすること |
| 評価方法 |
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| 上記シラバスの進行に沿った作業内容の逐次報告（50点）と演習成果物（レポート）50点 演習成果物（レポート）の提出は試験期間直前週の予定 試験期間にレポート講評（個別＋全体）予定 |
| 教科書 |
| なし |
| 参考図書 |
| 各自研究テーマを選択するので、共通した参考図書は提示できない。各テーマに沿った参考図書について検索確認は演習の一部であるからまず各自で努力すること。その上で関係文献の入手方法そのほかについて個別具体的な問い合わせに対処する方針 |
| 備考 |
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| 演習の成否は科目時間外の努力に係っているからそのつもりで臨んで欲しい。できるだけ実際の資料を観察すること。とくに夏期休暇など時間的余裕のある時期に資料実見ができるように早くから演習計画を立てるように当初から注意して欲しい。 原則として月曜日午後在室。ただし調査指導などの理由により学外に出ることもあるので、質問等がある場合は事前にメールでアポをとることを奨める。連絡先→tokubo@me.com ＊前職において12年間、考古学研究・調査に携わってきた。またその過程で調査指導の機会も多かった。また職を離れた研究活動の中で相互討議などの機会もあった。しかし職務内容としてかかる「演習」に類する項目はない。故に厳密には本科目に係る実務経験はないということになる。 科目No.4DES313S |