徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語コミュニケーションAa (Japanese Communication Aa)

科目番号11801担当教員名細川 典宏単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年~
授業概要
これから大学で学んでいく上で、更に社会に出てから要求されるのは、確かな日本語運用能力である。ここではその日本語運用能力の向上・強化を目的として、まず日本語の特徴を知り、日常的な表現の観察を通して、どのようにすれば筋道の通ったわかりやすい表現ができるようになるのかを学ぶ。様々な文章の形式、表現の常識、社会人として身につけておくべき表現のルールを学ぶ。また文章だけでなく、簡単なプレゼンのしかたも体得する。テキストに付された小テストで基礎力をつける。なお、併せて毎回、範囲を指定した配付資料を毎時予習し、漢字テストを行い、漢字の読み書きの能力や日本語をめぐる基礎力の向上を図る。
到達目標
日本語についての基礎知識を習得し、正確で分かりやすく表現するための日本語運用能力を身につけることを目標とする。漢字力や日本語表現はその前提となる。文書作法だけではなく社会人として身につけておくべき基本的なルールや作法も体得する。
〔知識・理解〕日本語の基礎的な知識や表現方法を理解し、社会生活に必要な文書作法を身につける。
〔思考・判断〕社会や他者が表現する日本語を理解し、自分の考えや意見をまとめる思考力やこれからの社会生活に必要な常識的な判断力を身につける。
〔技能・表現〕正確で分かりやすい文章の作成やプレゼンテーションを効果的に行う技能を身につける。
〔関心・意欲・態度〕日本語に対する関心を深め、他者に自分の考えを分かりやすく伝えようとする態度を身につける。社会や他者が表現する日本語を理解し、自分の考えや意見をまとめる思考力やこれからの社会生活に必要な常識的な判断力を身につける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】イントロダクションー書くために知っておきたい知識講義・ディスカッションシラバスチェックと準備
【2】まずは書いてみようー原稿用紙の使い方・記号の使い方講義・ディスカッションテキスト1章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【3】良い文章を書くためにー文書を書くときの注意点講義・ディスカッションテキスト2章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【4】さあ文書を書いてみようー文書の構成について講義・ディスカッションテキスト3章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【5】文書力の基本ー「に」と「を」を正しく使う講義・ディスカッション授業内容の配布プリントを参考にしてノートにまとめる。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【6】インターネットとデジタル機器を用いた文書作成ーデジタル機器の利用講義・ディスカッションテキスト4章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【7】プレゼンテーションをより効果的に①ープレゼンテーションの方法講義・プレゼンテーションテキスト5章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【8】プレゼンテーションをより効果的に②ー分かりやすい発表の技法講義・プレゼンテーション授業内容の配布プリントを参考にしてノートにまとめる。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【9】敬語を適切に使おうー敬語の基礎知識講義・ディスカッションテキスト6章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【10】手紙を書こう①ー手紙の様式・内容とその出し方講義・ディスカッションテキスト7章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【11】手紙を書こう②ーお祝い・お礼の手紙の書き出しと結び講義・ディスカッション授業内容の配布プリントを参考にしてノートにまとめる。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【12】効果的な電子メールとはーメールの書き方・使い方講義・ディスカッションテキスト8章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【13】効果的な文書作成ーエントリーシート・届出書・願書・公文書・履歴書の書き方講義・ディスカッションテキスト9章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【14】冠婚葬祭・贈答のしきたり①ー祝儀袋・不祝儀袋などの書き方と使い方講義・ディスカッションテキスト10章を熟読し授業内容を理解した上で、指示された課題に取り組む。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
【15】冠婚葬祭・贈答のしきたり②ー結婚式・披露宴での挨拶・乾杯・マナー講義・ディスカッション授業内容の配布プリントを参考にしてノートにまとめる。(30分)また、漢字テストの予習を行う。(30分)
評価方法
最終試験、毎時の課題平常点、課題の提出状況、および毎時間の漢字テストの成績等を総合して行う。
割合は、試験70パーセント、平常点30パーセント。
小テストや課題のフィードバッグは、毎回の授業内やクラスルームで行う。
教科書
テキストは庄司達也他編「日本語表現法」(翰林書房)で毎時使用する
プリントも配布する
参考図書
特定の参考文献はないが、重要な文献は授業時に指示する。
備考
【オフィスアワー】・・・月・金の3.4講時、4号館(学生サポートセンター)1階の教務部にいるので質問・相談に来てください。これ以外の時間帯も在室中は対応しますので来てください。
【実務経験】昭和60年度~令和3年度、香川県公立高等学校教員等
【科目ナンバー】 4LCB111L