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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00010 | 担当教員名 | 上田 穂積 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年〜 |
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| 授業概要 |
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| 本年度は、柳田國男の「遠野物語」を取り上げ、そのテクストとしての「遠野物語」／書物としての「遠野物語」について考究する。ある書き手によって織りなされたテクストが意味を持ち、理解されるためには〈書物〉という形を整え、〈商品〉として流通しなければならない。さらに消費者としての〈読者〉によって購入されなければならない。〈読者〉がテクストを〈読む〉ためには大方こうした経緯が存在しているのだ。柳田國男の「遠野物語」はこうした書き手ー出版ー読書の実態をある意味で見事に照射している。この〈書物〉が出版されてから１０１年の歳月が流れたわけだが、日本民俗学の濫觴とも言われているこのテクストを〈読む〉意味は、まさに今ーこの時にあると考えている。この考究を通して、受講生はさまざまに交錯する学際的実態を体験することになるだろうし、そのことの実現を目的にしている。 |
| 到達目標 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 柳田國男（1） | 講義 | |
| 【2】 | 柳田國男（2） | ||
| 【3】 | 柳田國男（3） | ||
| 【4】 | 柳田國男（4） | ||
| 【5】 | 書物としての「遠野物語」（１） | ||
| 【6】 | 書物としての「遠野物語」（２） | ||
| 【7】 | 書物としての「遠野物語」（３） | ||
| 【8】 | 書物としての「遠野物語」（４） | ||
| 【9】 | テクストとしての「遠野物語」（１） | ||
| 【10】 | テクストとしての「遠野物語」（２） | ||
| 【11】 | テクストとしての「遠野物語」（３） | ||
| 【12】 | テクストとしての「遠野物語」（４） | ||
| 【13】 | テクストとしての「遠野物語」（５） | ||
| 【14】 | テクストとしての「遠野物語」（６） | ||
| 【15】 | まとめ | ||
| 評価方法 |
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| レポート |
| 教科書 |
| プリントを適宜配布するのが原則だが、必要文献は各自購入のこと。 |
| 参考図書 |
| 備考 |
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| 授業の進捗状況その他の問題において補講が実施される可能性があることを予め承知しておくこと。 |