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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】日本文学特講ＡⅠ(Japanese Literature AI　(Advanced Course))

科目番号	10508	担当教員名	佐々木　亨	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年～

授業概要
(授業目的・方針等) 【概要】和本に関する様々な知識を習得する。近世期を中心とする版本や錦絵を用いて、これを扱う上で必要な情報を身に付けてもらう。また和本の補修についても実習する。
到達目標
書誌に関する知識を深め、和本や錦絵の取り扱い方を体得し、適切なる判断力を伴いながら書肆カードの記載ができるようになる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス	講義	予習　文学史のテキストにて印刷技術の変遷の項を通読する。復習　和本の部分名称を把握共に授業時間数を要す。
【2】	印刷技術の変遷①	講義	予習　古活字版について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　古活字版の長所を確認共に授業時間数を要す。
【3】	印刷技術の変遷②	講義	予習　嵯峨版について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　古活字版の短所を確認共に授業時間数を要す。
【4】	整版と木活字の違い	講義	予習　整版について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　板木について確認共に授業時間数を要す。
【5】	活版と銅板	講義	予習　銅板について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　銅板の長所と短所を確認共に授業時間数を要す。
【6】	書型の持つ意味	講義	予習　近世期の書型について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べる。復習　書型とジャンルの関係を確認共に授業時間数を要す。
【7】	袋について	講義	予習　袋について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　袋と表紙の違いを把握共に授業時間数を要す。
【8】	版面の検証	講義	予習　版面について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　見返しの持つ意味を把握　共に授業時間数を要す。
【9】	早印と後印	講義	予習　早印について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　後印と再版の違いを把握共に授業時間数を要す。
【10】	翻刻と影印	講義	予習　翻刻について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　影印本の定義を把握共に授業時間数を要す。
【11】	一枚物について	講義	予習　錦絵について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　浮世絵と錦絵の違いの理解共に授業時間数を要す。
【12】	木版と活版の折衷	講義	予習　明治式合巻について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　東京式合巻の理解共に授業時間数を要す。
【13】	和本の綴じ方	講義	予習　袋綴について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　袋綴の実践共に授業時間数を要す。
【14】	和本の補修	講義	予習　裏打について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。復習　補習の実践共に授業時間数を要す。
【15】	まとめ	講義	予習　書誌調査カードの記載復習　修正点の確認共に授業時間数を要す。

評価方法
課題の提出状況、及び受講態度
教科書
その都度プリントや版本を与える。
参考図書
『日本古典籍書誌学辞典』　岩波書店その他は、その都度指示する。

備考
質問等は、木曜日Ⅳ限目。７号館６階611研究室にて受け付ける。