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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】地域地形学特講Ⅰ（Regional Geomorphology I (Advanced Course)）

科目番号	10522	担当教員名	古田　昇	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年～

授業概要
地形環境は、様々なスケールの地形システム及び気候システムと密接に関わり合っている。それを理解し、また説明することができてはじめて、地域の地形環境の成立とその歴史的変遷を解き明かすことにつながるといえる。本講では、瀬戸内海沿岸をはじめ,日本海および太平洋沿岸における各地に発達するさまざまな種類・規模の平野をとりあげ,自然環境とくに地形環境と気候・植生環境に着目し、地域における地形環境に根ざした里地、里山、林産資源の利用と保全についてミクロに分析し,平野のおいたちと人間活動とのかかわりを考える。
到達目標
Ⅰ、Ⅱを通じて歴史時代の環境復原の手法を説明できる。（①知識理解、③技能表現）。さまざまなデータ作成と図化の基本を説明し、実行することができる（③技能表現）。多様な自然によって形成されてきた地域の景観について、具体例を挙げて説明できる（①知識理解、③技能表現）。　地域の歴史的生い立ちと履歴に関心を持てる（②態度関心意欲）。　我が国の多様な気候風土と文化景観について、具体的にわかりやすく説明できる（③技能表現）。　地形環境から、さまざまな時代、地域の多様性を理解し、共存共生の考え方をもてる(②）。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	地形学と地形環境オリエンテーション	講義・演習・実習	身近な地域での具体例を検索する。講義中に示すキーワードを復習する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【2】	自然環境と地形・植生(1)	講義	身近な地域での具体例を検索する。講義中に示すキーワードを復習する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【3】	自然環境と地形・植生(2)	講義	身近な地域での具体例を検索する。講義中に示すキーワードを復習する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【4】	地形環境と人間生活(1)－景観保全としての地形変化と植覆	講義	身近な地域での具体例を検索する。講義中に示すキーワードを復習する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【5】	地形環境と人間生活(2)－持続的利用をめざした育成	講義	身近な地域での具体例を検索する。講義中に示すキーワードを復習する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【6】	古記録における地形・植生環境情報(1)	講義・演習・実習	身近な地域での具体例を検索する。他の事例について、実際に情報検索する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【7】	古記録における地形・植生環境情報(2)	講義・演習・実習	身近な地域での具体例を検索する。他の事例について、実際に情報検索する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【8】	空間組織と地図表現に見る地形環境(1)	講義・演習・実習	身近な地域での具体例を検索する。他の事例について、実際に情報検索する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【9】	空間組織と地図表現に見る地形環境(2)	講義・演習・実習	身近な地域での具体例を検索する。他の事例について、実際に情報検索する。作業時間は3時間程度を見込むこと。
【10】	地理情報システムのしくみ(1)	講義・実習	手順の再確認とデータ取得 5～6時間ほどの作業量が必要。
【11】	地理情報システムのしくみ(2)	講義・実習	手順の再確認とデータ取得 5～6時間ほどの作業量が必要。
【12】	データベース・統計資料とその利用(1)	講義・実習	手順の再確認とデータ取得 5～6時間ほどの作業量が必要。
【13】	データベース・統計資料とその利用(2)	講義・実習	手順の再確認とデータ取得 5～6時間ほどの作業量が必要。
【14】	地理情報システムの基礎(1)	講義・実習	手順の再確認とデータ取得 5～6時間ほどの作業量が必要。
【15】	地理情報システムの基礎(2)	講義・実習	手順の再確認とデータ取得 5～6時間ほどの作業量が必要。

評価方法
レポート（50％）と平常の受講態度・課題提出（50％）を総合評価
教科書
使用しない。
参考図書
適宜紹介する

備考
オフィスアワー　：木：5校時　研究棟(7号館)7階