徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本文学特講AⅠ

科目番号20070担当教員名佐々木 亨単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年~
授業概要
(授業目的・方針 等)
【概要】和本に関する様々な知識を習得する。近世期を中心とする版本や錦絵を用いて、これを扱う上で必要な情報を身に付けてもらう。また和本の補修についても実習する。
到達目標
書誌調査の基本を体得し、適切なる判断力を伴いながら書肆カードの記載ができるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス講義予習 文学史のテキストにて印刷技術の変遷の項を通読する。
復習 和本の部分名称を把握
【2】印刷技術の変遷①講義予習 古活字版について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 古活字版の長所を確認
【3】印刷技術の変遷②講義予習 嵯峨版について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 古活字版の短所を確認
【4】整版と木活字の違い講義予習 整版について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 板木について確認
【5】活版と銅板講義予習 銅板について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 銅板の長所と短所を確認
【6】書型の持つ意味講義予習 近世期の書型について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べる。
復習 書型とジャンルの関係を確認
【7】袋について講義予習 袋について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 袋と表紙の違いを把握
【8】版面の検証講義予習 版面について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 見返しの持つ意味を把握 
【9】早印と後印講義予習 早印について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 後印と再版の違いを把握
【10】翻刻と影印講義予習 翻刻について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 影印本の定義を把握
【11】一枚物について講義予習 錦絵について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 浮世絵と錦絵の違いの理解
【12】木版と活版の折衷講義予習 明治式合巻について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 東京式合巻の理解
【13】和本の綴じ方講義予習 袋綴について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 袋綴の実践
【14】和本の補修講義予習 裏打について『日本古典籍書誌学辞典』にて調べておく。
復習 補習の実践
【15】まとめ講義予習 書誌調査カードの記載
復習 修正点の確認
評価方法
課題の提出状況、及び受講態度
教科書
その都度プリントや版本を与える。
参考図書
『日本古典籍書誌学辞典』 岩波書店
その他は、その都度指示する。
備考
火曜日Ⅴ限目