徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域考古学特別研究�� [Resarch on Archaeology��(Study on the Yayoi and Kofun period)]

科目番号10371担当教員名大久保　徹也単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
（課題）弥生・古墳時代社会論　これまでの弥生・古墳時代研究は究極の研究目標をどこに設定してきたか？古墳研究を手がける場合においても、古墳そのものの分析はさらにその背後にある当該社会の特質を追求する一つの手段と位置づけられてきたことを理解しなければならない。本研究では弥生・古墳時代社会のいかなる側面に注視し、どのように当該時期社会の時代的特質を提示しようとしてきたか？主要学説を点検しながら弥生・古墳時代社会論の現状と課題に迫りたい。
到達目標
（目標）論文作成に向けてあらためて『知識』として考古学研究の基礎、型式学（タイポロジー）的研究法の特質と課題を理解し、自らの研究に適切に応用する『態度』と能力（『技能』）を習得する。とくに古墳時代研究を推進するにあたって、あらためてその（究極の）針路と地平を見据えておく必要がある。また論理的な『思考』能力の涵養はあらゆる基礎であり、本研究はその部分を養う機会としたい。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】近藤義郎　弥生文化論を読む１論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【2】近藤義郎　弥生文化論を読む２論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【3】近藤義郎　弥生文化論を読む３論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【4】近藤義郎　弥生文化論を読む４論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【5】都出比呂志の修正意見１論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【6】都出比呂志の修正意見２論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【7】西嶋定生「古墳と大和政権」を読む論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成（大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【8】近藤義郎「前方後円墳の時代」における深化と変容を探る１論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【9】近藤義郎「前方後円墳の時代」における深化と変容を探る２論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【10】近藤義郎「前方後円墳の時代」における深化と変容を探る３論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【11】都出比呂志の初期国家論を読む論文講読課題論文精読　ノート作成　報告レジュメ作成　関係文献の探索大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【12】その後の弥生・古墳時代社会論とその行き詰まり１　アジア的生産様式論の残影講義ノート作成　関係文献の探索大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【13】その後の弥生・古墳時代社会論とその行き詰まり２　共同体論・首長制論の形骸化講義ノート作成　関係文献の探索大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【14】その後の弥生・古墳時代社会論とその行き詰まり３　都市論という課題設定の是非講義ノート作成　関係文献の探索大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
【15】その後の弥生・古墳時代社会論とその行き詰まり４　認知考古学ゥ〜？？？講義ノート作成　関係文献の探索大学院後期課程学生にこんなことを指示するのは全くナンセンスだが、経験上知悉しているとおり3時間程度／日が最低限度であろうか）
評価方法
レポート（１００％）
レポート提出は試験期間直前週の予定
試験期間にレポート講評実施
教科書
なし
参考図書
近藤義郎／弥生文化論　近藤義郎前方後円墳の時代　西嶋定生／古墳と大和政権　都出比呂志／農業共同体と首長権　都出比呂志／日本古代の初期国家　以上の文献は講義の関連部分開始前に入手してあらためて熟読しておくこと
備考
原則として月曜日午後在室。ただし調査指導などの理由により学外に出ることもあるので、質問等がある場合は事前にメールでアポをとることが奨める。　　　　連絡先→tokubo@me.com
クラスコード：
＊前職において12年間、考古学研究・調査に携わってきた。またその過程で調査指導の機会や職務外の学会活動における報告・討議の機会も幸いにして多く得ることができた。しかし職務内容としてかかる「特別研究」と全く一致する内容はない、学会活動における報告／討議は後期課程の当該科目に相当程度近似する性質を有するがこれは所務として携わったものではない。故に厳密には本科目に係る実務経験はないということになる。以上の点は研究者の「卵」である後期課程学生が十分知悉していることであり書くこと自体が恥ずかしい。