徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    歴史学B

科目番号10572担当教員名丸尾 寛単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年~
授業概要
志度出身の平賀源内が生きた時代を眺めて、彼が活動した時期の社会や経済・政治の動きをとらえ、その時代を考える。源内が作り上げた人脈などを通して個人の果たした役割と彼と彼をめぐる人々が創り出した文化的な影響を理解する。
 
到達目標
源内の生きた時代を通して、江戸時代中期の宝暦・明和期の時代を理解する。(理解)
宝暦・明和期について調べる。(関心・意欲)
宝暦・明和時代から近代につながっていく流れを理解し説明できるようにする。(表現)
田沼意次、平賀源内、杉田玄白、工藤平助などの活動を通して時代の動きを説明する。(思考・判断)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】シラバスの説明と授業への取り組みについて説明し、授業全体について説明する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 平賀源内についての本などをを読んでおく(60分はかける)。
【2】江戸開幕から18世紀後半までの日本の動きと国際社会の動きさらに日本での蘭学の動きについて理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。授業中に出した課題を調べる(60分はかける)。
【3】田沼意次の略歴と人柄について理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。授業中の出した課題を調べる(60分はかける)。
【4】田沼意次の進めた政策について理解し新しい政策について説明できるようにする。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。授業中の出した課題を調べる(60分はかける)。
【5】平賀源内の略歴と長崎遊学や大坂での源内の活動について理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでおく。この頃の長崎について何か本を見ておく(60分はかける)。
【6】高松藩士源内の藩主松平頼恭との交流と二度の辞職願について理解するとともにこの時期の高松藩の情勢を理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。授業中の出した課題を調べる(60分はかける)。
【7】江戸でのマルチタレント源内の活躍を理解する。上記の作業とレポートの発表。配布資料を読んでおく。高松藩の動きについてレポートにまとめる(60分はかける)。
【8】杉田玄白の略歴と源内との交流について理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。 配付資料を読んでまとめておく(60分はかける)。
【9】『解体新書』が完成するまでの動きを理解し説明できるようにする。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでおく。できれば『蘭学事始』を読みまとめておく(60分はかける)。
【10】蘭癖大名島津重豪と源内の活躍した時代について理解する。上記の作業とレポートの発表。授業中の出した課題を調べる(60分はかける)。
【11】蘭癖大名の動向とこの頃の社会・文化の様子を理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでまとめておく(60分はかける)。
【12】上方を中心にした日本画壇の動きについて理解し説明できるようにする。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでおく(60分はかける)。
【13】江戸時代に女性として才能を発揮した只野真葛の活躍と真葛の父工藤平助について理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでまとめておく(60分はかける)。
【14】田沼時代の蝦夷地をめぐる動きについて理解する。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでまとめておく(60分はかける)。
【15】幕政の改革から明治維新への動きについて理解し説明できるようにする。講義。プリントで補足し、ワークシートを授業後に提出。配付資料を読んでまとめておく(60分はかける)。
評価方法
筆記試験を実施する(60㌫)が、授業での提出物、レポートなどと日頃の授業活動の状況をも加味(40㌫)して総合的に評価する。
試験等のフィードバックは、グーグルクラスルームにて開示する。
教科書
授業の前にプリントを配布する。それに従って授業を進めていく。
参考図書
授業で参考書などを紹介する。
備考
※授業での提出物と適宜に出す課題レポートをみて到達度を測る予定なので提出物は必ず提出すること。
 質問などがあれば、授業終了後に質問に来て下さい。
【オフィスアワー】授業終了後、管理棟1階講師控室にて
【科目ナンバー】01HU108L
【クラスコード】hpq4laj
【実務経験】香川県の高等学校教員37年勤務。