徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    情報サービス論 (Introduction to Information Services)

科目番号11852担当教員名矢次　斉之単位2単位
科目群資格必修・選択必修開講期後期 対象年次2年〜
授業概要
・今日の図書館で行われる情報サービスの意義を知る。
・特にスマートフォンなどで誰もがさまざまな情報を簡単に入手できる今日において、情報サービスと、それを担当する図書館員や実社会における情報専門家が果たすべき役割を理解する。
・情報サービスを構成する要素として、レファレンスサービス、情報検索サービス、レファレンスツールとしての参考図書やオンラインデータベース等の情報源、利用者教育等について理解することを目的とする。なお、この授業を踏まえ、4年での「情報サービス演習」でより広範かつ具体的な知識と実技を身につけることになる。
到達目標
・図書館における情報サービスの意義、およびその種類と内容について強い関心をもって説明できるようになる。【知識（理解）、態度（関心・意欲）】
・レファレンスサービスの概念と運用に関わる知識を得ることで、実際にサービスを行う素地を身につける。【知識（理解）、技能（表現）】
・情報検索に関する一般的な理論と技術を習得する。【知識（理解）、技能（表現）】
・社会の情報化とともに変容しつつある情報サービスについて、今後望まれる姿を思い描けるようになる。【態度（関心・意欲）、思考・判断】
・「今、どのような情報がどのように役に立つのか」を自身で深く考えようとする姿勢を身につける。【態度（関心・意欲）、思考・判断】
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス、情報社会と図書館講義とコンピュータ実習　
【2】情報サービスの意義講義教科書の予習（2章）
【3】情報サービスの実際講義とコンピュータ実習教科書の予習（2章）
【4】レファレンスサービスの理論と実際 1a ：レファレンスサービスを知る講義教科書の予習（3章）
【5】レファレンスサービスの理論と実際 1b ：レファレンスサービスを知る（続き）講義教科書の予習（3章）
【6】レファレンスサービスの理論と実際 2a ：現状と課題講義教科書の予習（4章）
【7】レファレンスサービスの理論と実際 2b ：現状と課題（続き）講義･グループワーク教科書の予習（4章）
【8】情報検索について 1 ：情報検索の基礎講義とコンピュータ実習教科書の予習（5章）
【9】情報検索について 2 ：情報検索に関わる諸要素講義とコンピュータ実習教科書の予習（5章）
【10】発信型情報サービスの展開講義教科書の予習（6章）
【11】利用者教育の現状と展望講義教科書の予習（7章）
【12】各種情報源の特徴と利用法 1講義とコンピュータ実習教科書の予習（8章）
【13】各種情報源の特徴と利用法 2講義とコンピュータ実習教科書の予習（8章）
【14】各種情報源の特徴と利用法 3講義・グループワーク教科書の予習（8章）
【15】まとめ講義全体の復習
評価方法
レポート：70%、平常点（授業態度を含む）：30%。
教科書
改訂 情報サービス論（現代図書館情報学シリーズ5）山�� 久道他（編著）、樹村房、2019年、2,000円+税、ISBN 978-4-88367-295-0。第1回の授業から教科書を使用しますので必ず購入してください。
教科書の他にプリントを使用します。
参考図書
『図書館情報学用語辞典 第4版』電子ブック版 日本図書館情報学会用語辞典編集委員会（編）、丸善出版。電子ブックをダウンロードして利用できます（https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000011083）。
また、レファレンスサービスで用いられる主要な情報資源（紙媒体、電子媒体）を授業の中で紹介します。
備考
オフィスアワー：（月〜金　9:30〜12:00）図書館1階の事務室におります。これ以外の時間帯も在室中は対応します。
実務経験：民間企業所属時に大学･各種研究機関で情報検索の概論、各種データベース実習の授業･講習を担当（1992-2015年）。

【クラスコード】ww4znqf