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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11895 | 担当教員名 | 中山 弘明 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 資格 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年~ |
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授業概要 |
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学校図書館は本ばかりではなく、多様なメディアの集積体である。この授業では、そうしたメディアの特性を理解し、あわせてその選択と構成に関する実務能力の育成をめざす。メディアの意味からスタートし、教育課程と蔵書構成、図書の分類、メディアの収集と組織化、さらには配架と管理の実際などを考える。最終的にはメディアセンターとしての学校図書館の意義について理解を深めたい。よりよい学校図書館の構成とはどのようなものなのかを常に念頭に置いて進める。その上で一番基本となるのは「日本十進分類法」と「件名酢標目表」の習熟である。この授業では、演習としてカードを使った目録づくりや図書の分類、件名作業の実際を体得してもらう。前半は講義中心、後半は演習形式となる。 |
到達目標 |
講義形式と演習を組み合わせる。「十進分類法」を利用したり目録作業の実際を身に付けてもらう。一番基本となるのは「日本十進分類法」と「件名酢標目表」の習熟が基本である。此の二冊の本を用いた演習作業を行い技能を体得する。目標は上記の技能の体得によるより総合的な資質を備えた司書教諭の養成である。 ①司書教諭としての知識・理解の向上②司書教諭が持つべき態度資質の養成③司書教諭の技能の体得④司書教諭としての思考力の養成 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | メディアとは何かを考える | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成 |
【2】 | 蔵書構成と配置を精査する | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書一章予習90分 |
【3】 | メディアの収集を精査する | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書一章予習90分 |
【4】 | メディア選択の方法と発注を考える | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書二章予習90分 |
【5】 | メディアの組織化について | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書二章予習90分 |
【6】 | 図書の分類① 分類演習 | 分類実習 演習 | 分類作業を授業を通じて体得し図書館を保使った予習復習でさらに深める 参考書三章予習90分 |
【7】 | 図書の分類② 分類演習 | 分類実習 演習 | 分類作業を授業を通じて体得し図書館を保使った予習復習でさらに深める 参考書三章予習90分 |
【8】 | メディアの蓄積と配架 件名演習 | 件名実習 演習 | 件名作業を授業を通じて体得し図書館を保使った予習復習でさらに深める 参考書四章予習90分 |
【9】 | メディアの提供と活用 件名演習 | 件名実習 演習 | 件名作業を授業を通じて体得し図書館を保使った予習復習でさらに深める 参考書四章予習90分 |
【10】 | 目録の意義、種類と機能 目録演習 | 目録実習 演習 | 目録作業を授業を通じて体得し図書館を保使った予習復習でさらに深める 参考書五章予習90分 |
【11】 | 目録規則と記述 目録演習 | 目録実習 演習 | 目録作業を授業を通じて体得し図書館を保使った予習復習でさらに深める 参考書五章予習90分 |
【12】 | 学校図書館利用の定着を考える | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書六章予習90分 |
【13】 | 様々な検索法 件名と分類の実際を考える | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書六章予習90分 |
【14】 | メディアの管理と更新を考える | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書まとめ予習90分 |
【15】 | よりよい学校図書館の構成にむけて考察する | 講義と質疑応答 ディスカッション | 小レポートとノート作成、体得 参考書まとめ予習90分 |
評価方法 |
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学期末の試験に提出物などの平常点、演習態度を加味する。試験70パーセント、演習の取り組み30パーセント※クラスルームでフィードバックする |
教科書 |
基本はプリントを毎時間配布する。 |
参考図書 |
渡辺暢恵著『学校図書館入門』(ミネルヴァ書房)、志村尚夫編『学校図書館メディアの構成』(樹村房) |
備考 |
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とにかく頻繁に図書館に足を運び、その機能を体験的に身につけることが肝要である。 オフィスアワー:水曜日14:45~16:00 研究棟(7号館)6階研究室 ※【実務経験】実務経験なし |