徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    図書館情報資源特論

科目番号11924担当教員名矢次 斉之単位1単位
科目群資格必修・選択選択開講期後期 対象年次3年〜
授業概要
情報環境の劇的な変化の渦中にある今日におけるより有益かつ高度な図書館サービスのために以下のことを学習する。
・図書館が取り扱う資料の内、特に学術や研究開発に関わる「専門資料」についての概念と意義を理解する。
・上記の「専門資料」やそれに含まれる「情報」の生産や流通の構造を理解する。
・近年の電子化の状況について認識を深める。
・人文・社会・自然科学の各分野で生産され、流通する資料や情報の特性を理解する。
到達目標
・図書館が所蔵する情報資源とはどのようなもので、社会の中でどのような意義を持つかについて考察して述べることができる。【知識(理解)、態度(関心・意欲)】
・学術情報の生産や流通のサイクルの構造と、その中での各種の資料の位置づけについて論述することができる。【知識(理解)、技能(表現)】
・人文・社会・自然科学の各分野の資料の特性や意義を説明できる。【知識(理解)、技能(表現)】
・電子化の進展等により情報資源は刻々と変化しているが、まず現状を客観的に説明し、次にそれに対する自身の考え方を述べることができる。【態度(関心・意欲)、思考・判断】
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス、専門資料とは何か講義 
【2】学術情報の生産と流通講義 
【3】学術情報の電子化講義理解確認用ミニレポート
【4】人文科学分野の情報・資料講義 
【5】社会科学分野の情報・資料講義 
【6】自然科学・技術分野の情報・資料講義理解確認用ミニレポート
【7】各分野の情報・資料の特性のまとめ講義 
【8】総括と課題の考察講義 
評価方法
レポート:70%、平常点(授業態度を含む):30%。フィードバックとして期末のレポートへの評価の理由や解説などを明示します。
教科書
教科書は使用しません。プリントを配布します。
参考図書
専門資料論 新訂版(JLA図書館情報学テキストシリーズ II 8)、三浦逸雄, 野末俊比古(共編著)、日本図書館協会、2010年。その他に新しい資料・情報を中心に授業中に紹介します。
備考
オフィスアワー:(月〜金 9:30〜12:00)図書館1階の事務室に在室しています。これ以外の時間帯も在室中は対応します。
実務経験:民間企業所属時に大学や各種研究機関で情報検索の概論、各種データベース実習の授業を担当(1992-2015年)。
Google Classroomコード:tsfbtj3