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【科目名】比較文学・文化研究I(Studies in Comparative Literature and Culture Ⅰ)

科目番号	11955	担当教員名	中島　正太	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	２年～

授業概要
諸外国の歴史および文化的背景、ならびに社会事情を理解するため、いくつかのテーマに基づいて概観しながら、それぞれの国々が抱える問題点を日本の今の情勢と比較し、討議しながら考察する。また学習内容についてコメントを述べたり他の受講者と内容確認を行うなどのアクティビティを行う。各テーマごとにエッセイ･クエスチョンを課し、自分の考えをわかりやすく述べる練習を行う。
到達目標
①知識（理解）：異文化を理解するために必要な諸外国の歴史的背景や社会事情について、テーマ別に理解する。 ②態度（関心・意欲）：学んだ事象についてさらに深く調べたり、また時事的な問題であればその後どうなっているのかを確認するような関心・意欲を養う。 ③技能（表現）：授業で学んだことをふまえ、自分の意見を明確に述べる能力を育成する。 ④思考・判断：国際化社会において、他国の問題と自国の問題を冷静かつ公平に比較・分析する能力を習得する。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	イントロダクション―異文化を理解することの意義と、その必要性について	担当者による講義。	講義の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【2】	諸外国の気候と年中行事―キリスト教・イスラム教・仏教の国々を比較して	担当者の講義、および質疑応答。学習内容についてコメントを述べる。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【3】	諸外国の政治システムと王室(1)―イギリス・アメリカ・日本を比較して	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうし確認する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【4】	諸外国の政治システムと王室(2)―ヨーロッパ諸国と日本を比較して	担当者の講義、および質疑応答。学習内容についてコメントを述べる。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【5】	文化としての音楽―ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本を比較して	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで意見交換する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【6】	諸外国の住宅事情―イギリスの事例を中心に、アメリカ、日本と比較して	担当者の講義、および質疑応答。学習内容についてコメントを述べる。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【7】	諸外国の教育問題(1)―初等・中等教育について、ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本を比較検証する	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで確認する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【8】	諸外国の教育問題(2)―大学・専門学校など　ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本を比較して	担当者の講義、および質疑応答。学習内容についてコメントを述べる。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【9】	文化としての世界遺産―イギリス、アメリカ、中国、日本など各国ごとに異なる保護政策を比較検証する。	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで意見交換する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【10】	諸外国の食文化(1)―食事について、イギリス、インド、アメリカ、中国を比較検証する。	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで確認する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【11】	諸外国の食文化(2)―飲み物について、アルコール飲料とノンアルコール飲料に分け、各国での事例を比較検証する	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで意見交換する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【12】	諸外国のチャリティー（慈善活動）―イギリスの事例を中心に日本やアメリカと比較して検証する	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで確認する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【13】	諸外国の文学―詩と小説を中心に、英米、日本、中国およびアジアの作品を比較検証する	担当者の講義、および質疑応答。学習内容についてコメントを述べる。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【14】	諸外国の医療問題―イギリスの事例を中心に日本やアメリカと比較して検証する	担当者の講義、および質疑応答。学習内容についてコメントを述べる。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。
【15】	多文化社会に生きることの意味―イギリス・アメリカ・フランスの移民政策を日本と比較して検証する	担当者の講義、および質疑応答。学習内容について、受講者どうしで意見交換する。	講義およびテキスト内容の復習(60分)、次回講義に備えたテキストの内容理解（30分）、および単語・語彙の確認（60分）。

評価方法
小テスト20%、クラスワーク20％、および前期末試験60％を総合して評価する。
教科書
必要な資料を配布する。
参考図書
千葉祐大『異文化理解の問題地図』技術評論社、他教室で紹介する。

備考
オフィスアワー：月曜４講時（14：45～16：15）、７号館（中央研究棟）５０４号室実務経験：平成2年～3年　高等学校教員（非常勤講師）定期試験・随時の試験に対する解答、レポートに対する解説・講評等はGoogle Classroomで行う。