徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本通史

科目番号20460担当教員名丸尾 寛単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
日本の原始時代から古代、中世、近世、近代、現代と時代区分の流れに沿って説明していく。内容は、高校で学習したことの整理・補足と大学での学習の方法や取り組み方にも触れ大学での基礎的学習態度にも触れる。
到達目標
各時代における重要な出来事や事件について、その経緯、関係した人物、その後の影響などを正確に理解する。時代の変わり目に起こった出来事・事件について、その内容を正確に捉え説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】地質学上の時代から人類の登場、日本列島の成立から縄文時代の日本の様子を概観する。講義図書館などで日本の歴史といった本をみておくこと
【2】弥生時代に入り稲作の普及により進んだ階級社会の様子をとらえ、小さなクニからヤマト政権での大王の政権掌握をみて大陸への進出の動きを見ていく。講義テキストの1pから7pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【3】仏教を政治支配の中心に置いた推古朝から奈良時代前半の律令体制の完成した時代までの動きを見ていく。講義テキストの8pから21pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【4】奈良時代後半の律令制の衰退の様子をとらえ平安遷都を機に律令制の修正を進め摂関政治の展開が進み院政への動きも進む。地方では武士が台頭し武士政権への一歩を進めていく。講義テキストの22pから35pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【5】平氏政権から鎌倉幕府の成立、貞永式目の制定を通して武士支配の全国的広がりがみられる。経済の発展や庶民文化の普及も進んでいく。講義テキストの36pから47pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【6】鎌倉幕府の滅亡、建武の新政、南北朝の動乱の時期を経て守護大名の勢力が拡大し村では惣村が成立し、やがて応仁の乱から下剋上の風潮が全国的に広まる時代になっていく。講義テキストの50pから61pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【7】守護大名に支えられた室町幕府は国人や惣村の圧力を受けながら宗族争いから応仁の乱を起こす。時代は戦国時代に入っていくが、経済面での発展や文化面では洗練された庶民文化が生まれていった。講義テキストの62pから71pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【8】戦国大名の動向と彼らの中から出てきた織田信長・豊臣秀吉による全国統一の動きを見ていく。講義テキストの68pから73pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【9】織田信長・豊臣秀吉・徳川家康がおこなった全国統一の政策から、江戸幕府の政権基盤が固まった様子を説明する。講義テキストの72pから85pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【10】四代将軍家綱の進めた文治政治と以後の幕府政治の動きを説明しながら幕政改革の性格を説明する。講義テキストの86pから99pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【11】幕末の諸藩の動きを開国政策と関連づけて説明しながら幕府の滅亡と明治維新、明治時代初期の政策について説明する。講義テキストの100pから111pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【12】明治政府が進めた近代化政策、富国強兵策の内容とその影響、帝国憲法制定といった動き、さらには帝国主義政策による大陸侵攻ついて説明する。講義テキストの112pから127pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【13】明治期後半に活発化する社会運動などに関連して大正期に盛んになる大正デモクラシーから国際協調の動きを見ていく。講義テキストの128pから145pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【14】国際協調の破綻により軍部の台頭が進み、やがて満州事変、日中戦争、太平洋戦争へと突入し敗戦で日本軍国主義が崩壊する動きを見ていく。講義テキストの146pから157pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
【15】占領政策から1970年代の日本の情勢を国際情勢と関連させながら見ていく。講義テキストの158pから163pまでを読んでおき、授業の後でまとめる。
評価方法
テストによる評価、授業での活動なども重視、適宜レポートを課すので必ず提出すること。
教科書
『史料による日本史』山川出版社 
参考図書
授業の中で適宜紹介する
備考
毎授業後の提出物から、その時間の理解度を測り、適宜に出す課題のレポートをみて到達度の様子をみる。
質問は、管理棟の教務部にほぼ毎日出勤しています。