徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語音声学

科目番号30025担当教員名青木 毅単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
 現代日本語における発音のしくみや音韻組織について概説し、音声がどのように作り出されているのか、母音と子音がどのような特徴をもっているのかなどについて学ぶ。さらに、それらをふまえて、日本語の音韻が古代から現代に至るまでにどのように変化してきたのかを理解する。なお、本講義は教職課程(国語)や日本語教員養成課程の必修科目でもある。
到達目標
①現代日本語の発音の仕組みを理解する。
②自らの発音に注意を払い、適切な発音を心掛けるようになる。
③必要に応じて、自らの発音の問題点を修正することができるようになる。
④発音に注意を払うことで、慎重な思考・判断ができるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】イントロダクション─音声学とは─講義教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【2】音声と音韻 言語音の捉え方講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【3】音声器官の働き 喉頭と調音器官講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【4】現代日本語の音韻組織 ─母音(母音の特徴)─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【5】現代日本語の音韻組織 ─母音(母音の無声化)─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【6】現代日本語の音韻組織 ─子音(破裂音・摩擦音)─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【7】現代日本語の音韻組織 ─子音(破擦音・鼻音)─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【8】現代日本語の音韻組織 ─子音(清音と濁音)─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【9】現代日本語の音韻組織 ─子音(撥音と促音)─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【10】現代日本語のアクセントの特徴 ─アクセントの型─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【11】現代日本語のアクセントの特徴 ─アクセントの機能─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【12】平安・鎌倉時代の母音・子音の変遷 ─母音の変遷─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【13】平安・鎌倉時代の母音・子音の変遷 ─子音の変遷─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【14】平安・鎌倉時代の母音・子音の変遷 ─ハ行子音の変遷─講義と課題プリント教科書の該当箇所を熟読
教科書の内容を盛り込んだ講義ノートの作成
【15】まとめ講義期末試験に備えた復習
評価方法
平常点(30%)、筆記試験(70%)
教科書
窪薗晴夫(他)『日本語の発音教室 理論と練習』(くろしお出版)2,000円+税
参考図書
適宜授業時に提示する。
備考
オフィスアワー:金曜・3講時(615研究室にて質問等を受け付けます)