徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    第二言語習得論I

科目番号30625担当教員名篠田 裕単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
 教科書に従って、第二言語習得論の基礎を学ぶ。
 第二言語習得論とは、母語以外の言語をどのようにして習得するかを研究する学問である。一般に、第二言語とは、母語以降に習得したすべての言語を指すが、この授業では、主に日本人が外国語として学ぶ英語を念頭に置く。英語教員になることを目指している学生にとっては、将来生徒に英語を教えるときに役に立つのはもちろんだが、それ以外の学生にとっても、自分自身どのように英語を学んでいったら効果的かをあらためて確認する機会になり得ると思う。
 授業は、予習を前提として、「話し合い学習法」という完全に学生主体のグループワークの形で行う。教師は基本的にアドバイスするだけである。よって、積極的・主体的な参加が望まれる。予習できない者やグループワークが嫌いな者は履修すべきではない。
 
到達目標
知識:第二言語習得に関する基本事項を理解し、説明できる。
態度:グループワークに積極的に参加し、メンバーに貢献できる。他のメンバーを尊重しながら、その発言を聞くことができる。
技能:グループワークに耐えるだけの予習をし、それに基づいて、学んだことや考えたことを適切に表現できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入講義 
【2】教科書:はしがき〜話し合い学習法の練習講義とグループワーク教科書の予習
【3】教科書:第1章(1)グループワーク教科書の予習
【4】教科書:第1章(2)グループワーク教科書の予習
【5】教科書:第1章(3)グループワーク教科書の予習
【6】教科書:第1章(4)グループワーク教科書の予習
【7】補足説明講義復習
【8】教科書:第2章(1)グループワーク教科書の予習
【9】教科書:第2章(2)グループワーク教科書の予習
【10】教科書:第3章グループワーク教科書の予習
【11】教科書:第4章グループワーク教科書の予習
【12】教科書:第5章グループワーク教科書の予習
【13】教科書:第6章グループワーク教科書の予習
【14】補足説明講義復習
【15】まとめ講義復習
評価方法
予習ノート(40%)、グループワーク(30%)、期末試験(30%)の成績による(予定)。
教科書
白井恭弘『英語教師のための第二言語習得論入門』大修館書店 1,200円+税
参考図書
備考
「授業概要」で述べたとおり、授業は、グループ学習中心で進めていく。極めて積極的な参加が求められるので、そのつもりで受講してほしい。

オフィスアワー:水曜日11:00〜13:00