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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13969 | 担当教員名 | 松岡 貴史 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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音楽作品は、知的に構築されたものであると同時に、多様な文化の有りようによって独自の世界をもつ感覚的なものである。作曲をするには、緻密な構成に至るための数々の技術を身につけることも必要だが、まずは枠に捕われたりありきたりのものに満足することなく、自らの感性を大切にし、創造への意欲をもって自分らしい表現をすることが肝要である。授業では、まず「ことばによる2声のコンポジション」の演習をとおして、楽しみながら、身近な素材によるリズム構成の作り方を習得していく。次に、自由な「和声創作」をとおして、和声を探求することにより想像力を豊かにする。「リート形式によるメロディーの作曲」では、メロディーを形式に収めるだけでなく、形式を作り出す姿勢をもたせる。「歌曲の作曲」では、それまでの演習を生かしてオリジナル曲を創作する。作品はクラス内で適宜発表させ、互いの作品に関心を持たせ、考えさせ、そのようなプロセスをとおして作曲法の技術を向上させる。 |
到達目標 |
音楽理論・作曲技法の説明や楽曲分析の演習を通して音楽の内容と形式の関連を理解するとともに【知識・理解】、自らの感性を大切にし、創造への意欲をもって自分らしい表現をする。また、互いの作品に関心を持ち【関心・意欲・態度】、考え【思考・判断】、そのようなプロセスを通して作曲法の技術を向上させる【技能・表現】。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 作曲とは? | 講義 | 音と音楽の違いについて考える(30分) |
【2】 | ことばと音楽 | 演習 | 組み合わせる2つの言葉を考えておく(30分) |
【3】 | ことばによる2声のコンポジション (1)実施方法の解説 | 演習 | 授業で取り上げた作品例を参考に、ことばによる2声のコンポジションを作曲する(60分) |
【4】 | ことばによる2声のコンポジション (2)発表および作品分析 | 演習 | 作出された作品を演奏し更に味わってみると同時に、自作品を推敲する(60分) |
【5】 | 和声とは? | 講義 | 和声の理論について復習し、和声を音感としても捉える(60分) |
【6】 | 和声創作 (1)実施方法の解説 | 演習 | 授業で解説した実施方法を参考に、自由な和声創作を試みる(60分) |
【7】 | 和声創作 (2)発表および作品分析 | 演習 | 作出された作品を味わってみると同時に、自作品を推敲する(60分) |
【8】 | リート形式とは? | 講義 | リート形式について復習し、理解を深める(30分) |
【9】 | リート形式によることばの構成 | 演習 | リート形式で構成される4行の短詩を創作する(30分) |
【10】 | リート形式によるメロディーの作曲 (1)実施方法の解説 | 演習 | リート形式で構成されるメロディーを創作する(45分) |
【11】 | リート形式によるメロディーの作曲 (2)発表および作品分析 | 演習 | 作出された作品を味わってみると同時に、自作品を推敲する(45分) |
【12】 | 歌曲の作曲 (1)ことばと和声 | 演習 | 授業で解説した実施方法を参考に、歌詞から和声を創作する(60分) |
【13】 | 歌曲の作曲 (2)ことばのイントネーションとメロディー | 演習 | ことばのイントネーションを生かし、創作した和声にメロディーを書き加える(60分) |
【14】 | 歌曲の作曲 (3)ピアノ伴奏 | 演習 | さらにピアノ伴奏を書き加える(60分) |
【15】 | 歌曲の作曲 (4)発表および作品分析 | 演習 | 作出された作品を味わってみると同時に、自作品を推敲する(60分) |
評価方法 |
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毎回の課題の実施状況(40%)、作品の完成度(40%)、受講態度(20%) 定期試験の解答等は、グーグルクラスルームに掲示する。 |
教科書 |
資料をその都度配布する |
参考図書 |
特になし |
備考 |
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オフィスアワー:月曜日3講時、51001室 科目ナンバー:5JTH320L 実務経験なし |