徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    実技AⅢ声楽

科目番号52622担当教員名備考欄記載の教員単位3単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次3年
授業概要
2年間培った実力と個性に応じた曲、また学習上不可欠な名曲を選曲。オペラも、はなやかな曲に心を奪われず、あくまでも実力相応に手堅く選びたい。
後期の試験曲はドイツ歌曲。ドイツ語にならせるため始めはテンポの遅い曲、なじみ深い曲を選び、また何人かの作曲者の作品をとりあげ、それぞれの特色を感じとらせたい。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】よく歌われる名作を。(例 ルッツィ作曲 Ave Maria )  
【2】伴奏とともに練習。暗譜。演奏会用に用意するもよし。  
【3】ロッシーニ作品。(例 La promessa / La pastorella delle Alpi )  
【4】ロッシーニの人物と作品の特徴を知る。  
【5】巾広い音程を正確に自然に歌う技術。  
【6】モーツァルトのオペラアリア。(例 オペラ 「コシ・ファン・トゥッテ」より Una donna ) このオペラの全容をしる。  
【7】モーツァルトらしく。性格な音程の訓練。  
【8】響きと音色と明確な発音。  
【9】ドイツ語のアリアに挑戦。(例 モーツァルト 魔笛 Ach, ich fuhl’s,…)  
【10】横隔膜を鍛えて、遅い音符を正確に低音から高音までむらなく歌う訓練。  
【11】まとめ選曲。(例 ドニゼッティ作曲 La zingara )  
【12】作曲者、作品を調べる。連続の一六分音符を軽く正確に徹底させる。  
【13】伴奏合わせ。両者ともテンポに高度な技術でのせる。  
【14】伴奏合わせ。両者の呼吸合わせを念入りに。  
【15】まとめ。高い技術が要求されるようになる。本番にむけて健康管理、心理的なトレーニングも勉強の一つ。  
【16】ドイツ歌曲初心のためにゆっくりした曲を。(シューベルト An die Musik シューマン Die Lotosblume 等)  
【17】ドイツ語の発音の基本の指導。無声音の訓練を辛抱強く。何度もチェック。  
【18】レガート唱法で無声音をはっきりさせる訓練。  
【19】a、o、u、の発音の徹底と二重母音の扱い。例をあげて妥協せず、始めが大切。  
【20】ベートーヴェンの作品。(例 Ich liebe dich )  
【21】語尾の子音と、Uウムラウとの発音について。  
【22】シューベルトの作品。(例 Fruhlings glaube )  
【23】特に装飾音、十六分音符、三十二分音符の音程、響きに留意。  
【24】ブラームスの作品。(例 Sonntag )  
【25】ブラームス歌曲の音色と、音の運び方の特色と技術について。  
【26】まとめの選曲。(例 モーツァルト An Chloe )  
【27】モーツァルトの歌い方、発声、響、等厳密に。  
【28】伴奏合わせ。両者とも特にテンポに注意。  
【29】伴奏合わせ。遠くからでもドイツ語の発音が前に出ているか。  
【30】まとめ。はじめてのドイツ歌曲。あくまでも品位をそこなわぬ表現と姿勢を心がける。  
評価方法
実技試験
教科書
参考図書
備考
熊谷公博・稲富祐香子