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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13089 | 担当教員名 | 井村 幸子 | 単位 | 8単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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●自身が就職を希望する施設、対象者を中心に、アドバイザーによるカウンセリングを経て、複数の施設・病院でのインターンシップを計画する。これらの施設と大学間でインターンシップ協定書を締結し、音楽療法を実施する(報酬は支払われない)。 ●理論、実践、研究という3つを結びつけ、Evidence-Based Practiceとなる音楽療法実践をおこなう。インターンシップに臨む学生は、学部レベルで要求される実践ができることを基本とし、教員によるスーパービジョンはうえの3点にむけておこなわれる。 ●このインターンシップでの実践は、1月に開催される「音楽療法修了プレゼンテーション」で研究、もしくは報告される。 |
到達目標 |
1.AMTA(アメリカ音楽療法協会)の「Scope of Practice」にまとめられた音楽療法士の仕事を自立しておこなう《思考・判断》。 2.週4セッション以上、インターンシップ先まで出向き、準備・セッティング、セッションの実施、片づけ、評価までをおこない、大学もしくは自宅まで帰る、という行程を自立して、原則欠席することなくおこなう《思考・判断》。 3.スーパービジョンで取り上げられた内容を、研究雑誌、書籍を使って調査し、深め、自身の音楽療法実践に組み込む《知識・理解》《思考・判断》《関心・意欲・態度》。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | アセスメント&プログラムプランニング ●他の専門職からの聞き取りアセスメント | 実習 | この回以降、〔準備〕とあるのは準備学修、〔事後〕とはるのは事後学修をさす。 ✓他職種からの聞き取りアセスメントをまとめる用紙を準備するこの回以降、〔準備〕とあるのは準備学修、〔事後〕とはるのは事後学修をさす。 ✓他職種からの聞き取りアセスメントをまとめる用紙を準備する〔準備10分〕。 ✓CBMT Scope of PracticeのIA:Assessmentを理解する〔準備60分〕 ✓スーパービジョン(SV)を受けて、アセスメントに関する文献を検索、参照する〔事前2時間〕。 |
【2】 | アセスメント&プログラムプランニング ●オリジナルの音楽をもちいたアセスメントツールを作成し、実施する | 実習 | ✓Scope of Practice IB: Interpret Assessment Information and Communicate Resultsを理解する〔事後30分〕 ✓聞き取ったアセスメント情報の整理〔事後30分〕 ✓SVを受けて、文献を参照し、オリジナルのアセスメントツールの作成〔準備2時間〕 ✓リハーサルをする〔準備60分〕 |
【3】 | 音楽療法セッションの実施1 ●アセスメント要約の提出 | 実習 | ✓データをまとめ、アセスメント要約作成〔事前60分〕 ✓Scope of Practice IC: Treatment PlanningとIIA: Implementation, IIB: Safetyを理解する〔事前30分〕。 ✓SVを受けて文献を検索、参照し、プログラムプラン作成〔事前2時間〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 |
【4】 | 音楽療法セッションの実施2 ●プログラムプランの提出 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓修正したプログラムプラン作成〔事後90分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 |
【5】 | 音楽療法セッションの実施3 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【6】 | 音楽療法セッションの実施4 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【7】 | 音楽療法セッションの実施5 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓経過報告書の作成〔事前2時間〕 |
【8】 | 音楽療法セッションの実施6 ●経過報告書の提出 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【9】 | 音楽療法セッションの実施7 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【10】 | 音楽療法セッションの実施8 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【11】 | 音楽療法セッションの実施9 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【12】 | 音楽療法セッションの実施10 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕 |
【13】 | 音楽療法セッションの実施11 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【14】 | 音楽療法セッションの実施12 | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓セッションプランを作成し、リハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【15】 | セラピーの終結および再アセスメント | 実習 | ✓データシート作成〔事後30分〕 ✓プロトコールにしたがってアセスメントセッションのリハーサルをおこなう〔事前60分〕 ✓SVを受けて、文献を検索し、読む〔事前・事後90分〕。 |
【16】 | 終了報告書の提出 | ☑再アセスメントのデータをとり、終了報告書を作成し、提出する〔事後2時間〕 |
評価方法 |
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到達目標の1と2をそれぞれ30points、3を40pointsとして、評価する。 |
教科書 |
●American Music Therapy Association. (2011). AMTA Standards of Clinical Practice. MA: Author. ●American Music Therapy Association. (2011). AMTA Code of Ethics. MA: Author. ●American Music Therapy Association. (2011). AMTA Professional Competencies. MA: Author. ●Certification Board for Music Therapists. Scope of Practice. (2010). MA: Author. ●Rohrbacher, M. J. (2007). Functions of Music Therapy for Persons with Disease & Related Disorders: Model Demonstration Program in Adult. Administration on Aging, Department of Health and Human Services, Washington, DC: Grant No. 90AM2638. |
参考図書 |
●Clair, A. A. (2001). 高齢者のための療法的音楽活用. 廣川恵理訳. 札幌: 一麦出版社. ●Davis, W.B., Gfeller, K.E., and Thaut, M.H. 栗林文雄訳. (2015). 音楽療法入門 理論と実践. (3rd ed.). 東京: 一麦出版社. ●Rohrbacher, M. J. (2007). Functions of Music Therapy for Persons with Disease & Related Disorders: Model Demonstration Program in Adult. Administration on Aging, Department of Health and Human Services, Washington, DC: Grant No. 90AM2638. |
備考 |
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オフィスアワーは、月曜日3校時、5715にておこなっている。 |