徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    総合科目B(学生災害ボランティア入門)

科目番号14618担当教員名青野 透単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期集中対象年次1年~4年
授業概要
8月26日(月)~29日(木)2号館アカンサススタジオにて開講。本学の建学の精神である「自立協同」に基づき、人々がそれぞれの地域で他者との協同のもと自立しながら生きていく上で、必ず必要とされる災害時のボランティアについて、講義と受講生自身によるアクティブラーニングによって学ぶ。講義は人間生活学部・保健福祉学部・総合政策学部および地域連携センターの教職員、さらに徳島県政策創造部の企画による招聘講師が担当し、議論におけるファシリテーター役を務める。中央大学を含む他大学の学生や県内高校生たちにも公開することにより、グループワークにおいては、同世代の多様な若者たちとの意見交換を通じた思考の深まりが期待できる。(29日は、被災地にて学外実習を行います。)
到達目標
(1)知識 地域が実際に必要としている防災・減災のボランティアについて、主要な知識を十分に理解している (2)技能 避難訓練等において、多様な避難者を想定した支援の試みを行うことができる (3)姿勢 地域に向き合い、防災・減災に向けた新たな課題を発見し、解決策を考え、他者に働きかけながら、自ら行動しようとすることができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】26日10時40分~12時10分 防災・減災の基礎知識と災害ボランティア 藤巻 晃 地域連携センター係長講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【2】26日13時~14時30分 災害時の医療と看護 何が問題? その1 夛田羅 勝義 保健福祉学部教授 講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【3】26日14時40分~16時10分 災害時の医療と看護 何が問題? その2 夛田羅 勝義講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【4】27日9時~10時30分 要援護者(高齢者・障がい者)の避難を支援する その1 柳澤 幸夫   保健福祉学部教授講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【5】27日10時40分~12時10分 要援護者(高齢者・障がい者)の避難を支援する その2 柳澤 幸夫講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【6】27日13時~14時30分 学校と防災 その1 ・学校と自然災害 ・学校における避難訓練で学べること学べないこと ・子ども達が本当に学ぶべきことは 山城 新吾 人間生活学部講師 講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【7】27日14時40分~16時10分 学校と防災 その2 ・「学校」という場が災害時に求められる役割 ・子ども達に教育の継続を~災害発生後の速やかな教育再開のために 山城 新吾講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【8】28日9時~10時30分 女性の避難を支援する~性差に配慮した支援とは 岡部 千鶴 人間生活学部教授・防災士講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【9】28日10時40分~12時10分 災害時に備えた法と政策 青野 透 総合政策学部教授・防災士講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【10】28日13時~14時30分 災害ボランティアの心得(仮題)山﨑 水紀夫 (NPO高知市民会議 理事)講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【11】28日14時40分~16時10分 災害ボランティアの受け入れ(仮題) 山﨑 水紀夫講義とグループワーク関連する情報を新聞・ネットにより得て自分の意見をまとめ、家族や友人等との意見交換を行う。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【12】29日8時~ 被災地にてボランティア活動(徳島県による企画)※被災地側の受け入れ状況に応じ、人数の制限をさせていただきます。また、中央大学の学生や高校生は参加できません。ご了承ください。  
【13】被災地にてボランティア活動(徳島県による企画)  
【14】被災地にてボランティア活動(徳島県による企画)  
【15】被災地にてボランティア活動(徳島県による企画) ~29日18時(予定)  
評価方法
毎回のミニッツペーパー 70%、被災地ボランティア実習報告書 30%。授業内容の反映と課題発見の独自性の両観点より評価します。
教科書
教科書は特に指定しませんが、可能な限り、参考図書のいずれかを読んでおいてください。授業時の資料は、その都度、配布します。
参考図書
河田惠昭『これからの防災・減災がわかる本』(岩波ジュニア新書、2008年)、中原一歩『奇跡の災害ボランティア 石巻モデル』(朝日新書、2011年)、諏訪清二『高校生,災害と向き合う-舞子高等学校環境防災科の10年』 (岩波ジュニア新書、2011年)、山本克彦編著『災害ボランティア入門―実践から学ぶ災害ソーシャルワーク』(ミネルヴァ書房、2018年)。
備考
『徳島文理大学履修規程』13.履修方法(5)に定める「1年間に履修科目として登録することができる単位数の上限は原則として40単位とする」の適用除外単位であり、上限を超えて登録することができます。包括連携協定を結んでいる中央大学の学生も受講します。また、高校生にも公開し、受講証明書を発行します。オフィスアワーは、29日18時~19時。実務経験は、柳澤:平成9年~26年 徳島県鳴門病院理学療法士、山城:平成26年~28年 徳島県教育委員会学校防災アドバイザー、 岡部:平成元年~平成6年3月 ライフデザイン研究所(現:第一生命経済研究所)研究員・平成20年4月~22年3月 久留米市男女平等推進委員、青野:昭和57年~60年 京都府立洛水高等学校非常勤講師。