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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30003 | 担当教員名 | 千葉 さやか | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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授業概要:高齢者について理解を深めるとともに、高齢者を対象にした音楽療法について理解する。健常な高齢者から心理的障がいや身体的障がい特に認知症の高齢者に対して、音楽を通してどのように関わるのか、アプローチ方法を理論から学ぶ。 |
到達目標 |
①高齢者の特徴や心理的・身体的障がい、特に認知症について理解する。【知識・理解】【関心・意欲・態度】 ②高齢者に対する音楽療法の理論と方法論を学ぶ。【知識・理解】【技能・表現】 ③高齢者に対する音楽療法において、ニーズを満たす音楽活動を計画できる力を身につける。【知識・理解】【技能・表現】 ④指定されたテーマについて自ら調べてまとめ発表することにより、高齢者に対する音楽療法について説明できるようになる。【技能・表現】【関心・意欲・態度】 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション 高齢者の理解、老化に伴う心身の変化と高齢社会について | 講義・ディスカッション | 【事前学修】シラバスを読む。テキスト②P.68-74、P.210-221を読む。(60分) 【事後学修】課題①(120分) |
【2】 | 高齢者への音楽療法 ー音楽療法の役割、定義の再確認 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト②P.85-96を読む。(60分) 【事後学修】講義内で指定された内容について図書館で調べる。(120分) |
【3】 | 健康と音楽 健常な高齢者のための音楽の活用 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト①第2章を読む。(60分) 【事後学修】課題②-1アクティビティを考える。(120分) |
【4】 | 高齢者に見られる心理的・身体的障がい | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト②P.74-81を読む。(60分) 【事後学修】課題③(120分) |
【5】 | 高齢者福祉施設における音楽療法の役割とは | 講義・ディスカッション | 【事前学修】講義内で指定された内容について調べておく。(60分) 【事後学修】課題④(120分) |
【6】 | 病院における音楽療法の役割とは | 講義・ディスカッション | 【事前学修】講義内で指定された内容について調べておく。(60分) 【事後学修】課題⑤(120分) |
【7】 | 認知症について 認知症初期に対する音楽療法 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト②P.75-76、テキスト①P.68−74を読む。(60分) 【事後学修】課題②-2アクティビティを考える。(120分) |
【8】 | 認知症中期に対する音楽療法 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト①P.75−87を読む。(60分) 【事後学修】課題②-3アクティビティを考える。(120分) |
【9】 | 認知症後期に対する音楽療法 プレゼンテーションへ向けた説明 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト①P.87-93を読む。(60分) 【事後学修】課題②-4アクティビティを考える。(120分) プレゼンの準備。 |
【10】 | 高齢者のための音楽療法へのアプローチ1 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】課題⑥JMT、MTPを読む。(90分) 【事後学修】プレゼンの準備。(90分) |
【11】 | 高齢者のための音楽療法へのアプローチ2 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】課題⑥JMT、MTPを読む。(90分) 【事後学修】プレゼンの準備。(90分) |
【12】 | リラクセーションのための音楽の活用 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト①第5章を読む。(60分) 【事後学修】講義内で指定した技法について調べ、まとめる。プレゼンの準備。(120分) |
【13】 | 身体運動のための音楽の活用 緩和ケアにおける音楽の活用 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト①第6章、7章を読む。(90分) 【事後学修】プレゼンの準備。(90分) |
【14】 | 身体リハビリにおける音楽の活用 Study Guideの配布 | 講義・ディスカッション | 【事前学修】テキスト①第8章を読む。(60分) 【事後学修】Study Guideによる復習。プレゼンの準備。(120分) |
【15】 | プレゼンテーション発表 | 発表 | 【事前学修・事後学修】Study Guideによる復習。プレゼンの準備。(180分) |
評価方法 |
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出席状況を含む受講態度(20%)、課題(20%)、プレゼンテーション(10%)、筆記試験(50%)の総合評価とする。 |
教科書 |
①高齢者のための療法的音楽活用 アリシア・アン・クレア 廣川恵理 訳(一麦出版社) ②音楽療法入門第3版第2巻 ウイリアム・B・ディビス, ケイト・E・グフェラー, マイケル・H・タウト 栗林文雄 監訳(一麦出版社) |
参考図書 |
Journal of Music Therapy, American Music Therapy Association, Inc. Music Therapy Perspectives, American Music Therapy Association, Inc. 認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント 山口晴保 編著 佐土根朗+松沼記代+山上徹也 著(協同医書出版社) よくわかる高齢者福祉 直井道子・中野いく子 編(ミネルヴァ書房) ケネス・E・ブルシア. (2001). 生野里花 訳. 音楽療法を定義する. 東海大学出版会. |
備考 |
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オフィスアワー:水曜日5講時。5703千葉研究室 |