徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ポピュラー音楽理論

科目番号75711担当教員名原井 俊典単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
コードとコードネームの仕組みを理解し、それを編曲や即興演奏にどのように応用するかを、実際に音で確認しながら学修する。
具体的には、1.コードとコードネームの仕組みを理解する。2.コードネームだけを見て鍵盤上で和音を演奏する。3.リハモニゼイション(コードの置き換え)をする。が3つの柱となる。
なお、本授業は、Google Classroomを使用して、資料の配布や課題の提出をする。
到達目標
コードネームとその使い方を理解し、伴奏付けや、リハモニゼイション(コードの置き換え)ができるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】授業ガイダンス
ポピュラー音楽についての解説。
講義自分の好きなポップスのメロディとコード進行を書いてくる。
【2】コードの仕組みと3和音(メジャーコード・マイナーコード)について学び、鍵盤上でコードを演奏する。講義・演習メジャーコードとマイナーコードについて、コードネームの表記だけで和音を音符で記譜できる、または演奏できるようにしてくる。
【3】4和音(シックス、メジャーセブン、ドミナントセブンなど)について学び、鍵盤上でコードを演奏する。講義・演習本時に学んだコードについて、コードネームの表記だけで和音を音符で記譜できる、または演奏できるようにしてくる。
【4】4和音(マイナーセブン、マイナーセブンフラットファイブなど)について学び、鍵盤上でコードを演奏する。講義・演習本時に学んだコードについて、コードネームの表記だけで和音を音符で記譜できる、または演奏できるようにしてくる。
【5】コードの種類の総復習。コードネームを見て、そのコードを音符で記譜し、演奏する。また音符で記された和音にコードネームをつける。講義・演習これまでに学んだコードすべてについて、コードネームの表記だけで和音を音符で記譜できる、また音符を見てコードネームをつけられるようにしてくる。
【6】コードの転回についての解説と応用について学び、転回形コードを鍵盤で演奏する。講義・演習本時で学んだコードネームについて、音符で記譜できる、または鍵盤で演奏できるようにしてくる。
【7】音階上のコードと機能、および、トニック、ドミナント、ドミナントモーションについての解説。講義コードの機能を暗記し、全調において、コードの機能を答えられるようにする。
【8】同じ機能内でのコードの置き換えについて学ぶ。講義同じ機能内でのコードの置き換えができるようになるための課題をする。
【9】同じ機能内でのコードの置き換えを応用し、演奏する。講義・演習同じ機能内でのコードの置き換えが演奏できるようになるための課題をする。
【10】セカンダリー・ドミナントセブンについて学ぶ。講義セカンダリードミナントセブンを用いてコードの置き換えができるようになるための課題をする。
【11】セカンダリー・ドミナントセブンを応用し、演奏する。講義・演習セカンダリードミナントセブンを用いてコードの置き換えが演奏できるようになるための課題をする。
【12】トゥ・ファイブについて学ぶ。講義トゥ・ファイブを用いてコードの置き換えができるようになるための課題をする。
【13】トゥ・ファイブを応用し、演奏する。講義・演習トゥ・ファイブを用いてコードの置き換えが演奏できるようになるための課題をする。
【14】8〜13回目の授業で学んだテクニックを用いて、実際にリハモニゼイションを実施する。講義・演習授業で実施した楽曲についてのリハモニゼイションを完成させてくる。
【15】作品制作のための解説と演習。簡単なメロディとコード付け、およびリハモニゼイションを実施する。講義・演習本時の課題を完成させる。
評価方法
授業態度(20%)、課題評価(40%)、制作作品評価(40%)
教科書
こちらで資料を用意します。
参考図書
ジャズ・ポップスセオリーシリーズ「コード進行」ヤマハミュージックメディア発行
備考
本授業は、楽典の内容を履修していることを前提に展開します。受講にあたっては、音楽通論の単位を修得しておくこと。
また、課題は毎時間の提出を必須とします。