徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品流通論

科目番号12860担当教員名鍛冶　博之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
　この講義では食品流通に関するさまざまなテーマについて学習し、その基本的知識を修得することを目的とします。この講義を通して、受講生には社団法人フードスぺシャリスト協会が認定する「フードスペシャリスト」の資格取得に向けた土台作りをしてもらいたいと思います。また資格取得に限らず、食品流通に関する基本事項を学習したい学生は積極的に受講することを望みます。
到達目標
（1）知識：食品流通に関する基礎知識を習得する
（2）態度：日常生活を支える食の流通の実態に関心を持つ
（3）技能：（1）を踏まえたうえで「フードスペシャリスト」の資格取得に関する過去の問題を解けるようになる
（4）思考：食品流通が抱える現代的課題を自分なりに整理し、その解決策を提案できる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】食生活形態の変化（教科書2−12ページ）
・内食、中食、外食の意味を理解する
・「食の外部化」をもたらす要因を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【2】食品消費の変化（教科書12−22ページ）
・主な食品の消費量の変遷を理解する
・栄養摂取量の変遷を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【3】現代食生活の様相（教科書24−39ページ）
・食生活の多様化をもたらす要因を理解する
・21世紀の新しい社会環境変化による食への影響を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【4】フードビジネスとフードマーケティング（教科書40−55ページ）
・マーケティングに関する基礎知識を理解する
・製品ライフサイクルの特徴を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【5】食料品の卸売流通（教科書55−69ページ）
・流通に関する基礎知識を理解する
・卸売市場制度の特徴を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【6】食料品の小売流通（教科書69−81ページ）
・有店舗販売と無店舗販売の特徴を理解する
・消費生活協同組合（生協）の戦略を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【7】家庭内食と食品小売業�　紛飢塀�84−98ページ）
・専門小売店の特徴と課題を理解する
・スーパーマーケットの経営上の特徴を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。予習と復習に60分はかけてください。
【8】家庭内食と食品小売業�◆紛飢塀�84−98ページ）
・スーパーマーケットの経営上の特徴を理解する
・ホームセンターとドラッグストアの特徴を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【9】外食と外食産業�　紛飢塀�98−114ページ）
・江戸時代以来の外食の歴史を理解する
・チェーンレストランの誕生経緯と特徴を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【10】外食と外食産業�◆紛飢塀�98−114ページ）
・セントラルキッチン方式とフランチャイズチェーン方式を理解する
・チェーンレストランの食材調達システムを理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【11】中食と中食産業�　紛飢塀�114−126ページ）
・中食が登場した経緯を理解する
・コンビニエンスストアが誕生した経緯を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【12】中食と中食産業�◆紛飢塀�114−126ページ）
・コンビニエンスストアの経営戦略を理解する
・チームマーチャンダイジングを理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。
【13】食品消費と環境問題（教科書128−141ページ）
・環境問題に対する食品産業の活動内容を理解する
・グリーンマーケティングの意味と内容を理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【14】食品消費と安全（教科書141−152ページ）
・輸入食品の実態と課題を理解する
・食品の安全確保に向けた行政の取り組みを理解する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
【15】講義のまとめと補足
・講義内容を通して、日本の食品産業の現状と課題を自分なりに整理する		教科書（下記）をベースに、板書と補足資料を活用しながら進めます。また演習問題にも取組み理解を深めます。復習については、講義で取り上げた教科書の該当部分を熟読し、基礎用語の理解を深めます。また講義で解答した演習問題を解き直し、習得した概念を整理します。予習については、教科書の次回講義の該当部分を熟読し理解します。予習と復習に60分はかけてください。
評価方法
期末試験（約60％）と平常点（出席・小レポートなど約40％）を参考にして総合的に評価します。
また講義への積極的な参加姿勢（発言、発表、質問）も評価していいと思っています。
したがって、期末試験の成績だけでは単位取得が難しいことを念頭に置いてください。
教科書
教科書は、（社）日本フードスペシャリスト協会編『食品の消費と流通　３訂』（建泉社、2016年2月刊行）（定価1900円＋税）を指定します。第1回講義までに必ず購入して下さい。この講義は教科書をベースに進めていきます。講義では特に、過去のフードスペシャリスト資格試験に出題された分野に力点を置きます。
参考図書
活用できそうな参考文献については、その都度、講義中に紹介します。
なおフードスペシャリストの資格取得を目指す学生は、対策問題集として以下のものがあります。
・（社）フードスペシャリスト協会編『フードスペシャリスト資格認定試験　過去問題集』建泉社。
　　　→過去5年間分の過去問題が収録されています。
・（社）フードスペシャリスト協会編『フードスペシャリスト資格認定試験　問題集』建泉社。
　　　→第一回試験から最新試験までで出題された問題やオリジナル問題を、テーマ別に厳選して収録しています。
備考
・教科書中心に進めますので、毎週必ず教科書を持参してください。
・講義ではかなり細かく教科書にチェックを入れていきます。必要に応じて参考資料も配布します。教科書と参考資料を参考にして、フードスペシャリスト検定試験の流通分野の過去問にも挑戦し解説します。
・受講者数にもよりますが、受講者には講義内容を参考にした報告の機会を設けてもいいと考えています。
・オフィスアワーとしては「月曜２限・研究室」を設定しますが、鍛冶が授業でない時間はいつでも対応します。
・Google‐classroomのクラスコードは「chsrbw4」です。
・本年度は新型コロナウイルス感染対策により、授業形態や方法が変更になる可能性があります。ご了承ください。
・これまでの実務経験
�‖膾緇Χ搬膤愾躪膩弍蝶愽瑤波鷯鏘亶峪奸福崗Χ隼法彙甘�、2008年4月〜2018年3月）
��徳島県生産性向上支援訓練で講師担当（「マーケティング志向営業活動の分析と改善」担当、2018年3月19日・26日、場所：サミー美容室国府店）