徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品学各論実験Food Science Experiments

科目番号12895担当教員名高橋 昌江単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
 実験の基本を習得し,食品学,生化学,栄養学の基礎を学ぶ.食品をさまざまな方法で分析し,その性質を客観的に判定する手法を習得する.また,食品に関する実験によって,食品の機能について関心を高め,病を防ぎ,健康を保つ食生活を思考するための知識を広める.人間生活向上,健康を守るために的確な思考・判断力・技術を身につける.
到達目標
(1)知識(理解):食品学における分析法,分析原理を理解できる.
(2)態度(関心・意欲):さまざまな分析法の的確性・正確性を考える.
(3)技能(表現):実験経過,結果などを分かり易く,的確にまとめて説明できる技能を身につける.
(4)思考・判断:得られた数値が食生活向上に寄与するかどうかの的確な思考・判断力を身につける.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実験の基礎,実験上の注意事項,分析における基本操作,レポートの書き方:器具の種類・洗浄方法,試薬の取り扱い,ろ過・乾燥方法,レポートの書式. 一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】実習時における安全性の確保について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【2】緩衝液の作用:緩衝液の働きを学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】緩衝液について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】緩衝液に関するレポート作成.(1H)
【3】食品のDNA抽出:身近にあるものを用いた簡便なDNAの抽出法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】食品中のDNAについて配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】DNA抽出についてのレポート作成.(1H)
【4】牛乳からのカゼインの分離:カゼインの分離法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】カゼインの分離について配付資料,教科書等で調る.(1H)
【復習】カゼインの分離についてのレポート作成.(1H)
【5】アミノ酸の定性試験:各種アミノ酸と呈色試薬を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】アミノ酸の呈色反応について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】アミノ酸の呈色反応についてのレポート作成.(1H)
【6】食品に対するたんぱく分解酵素の影響:たんぱく分解酵素の働きを学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】タンパク質分解酵素について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】タンパク質分解酵素に関するレポート作成.(1H)
【7】食物の色素 人工イクラ一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】食物色素・人工イクラについて配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】食物色素・人工いくらについてのレポート作成.(1H)
【8】糖の定性試験:各種糖と呈色試薬を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】糖の呈色反応について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】糖の呈色反応についてレポート作成.(1H)
【9】油脂の酸化:食品中の油脂の酸化程度を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】油脂の酸化について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】油脂の酸化についてレポート作成.(1H)
【10】タンニンの定量:食品中のタンニン量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】タンニンの分析について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】担任の定量についてレポート作成.(1H)
【11】ビタミンの定量:食品中のビタミン量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】ビタミンの定量について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】ビタミンの定量についてレポート作成.(1H)
【12】タンパク質の定量:食品中のタンパク質量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】タンパク質の定量について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】タンパク質の定量についてレポート作成.(1H)
【13】食品の水分の測定:食品中の水分量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】食品中の水分測定について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】食品中の水分量についてレポート作成.(1H)
【14】食品の鮮度試験:鮮度の測定法を学ぶ.講義
実習
ディスカッション
【予習】食品の鮮度試験について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】食品の鮮度試験についてレポート作成.(1H)
【15】まとめ:食生活における食品学の意義一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】健康を保つ食生活について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】食品学の意義についてレポート作成.(1H)
評価方法
平常点・受講態度(50%),レポート(評価を行い学生にフィードバックする)(50%).
教科書
食品学実験書 第3版,藤田修三,山田和彦 編著,医歯薬出版,配布資料
参考図書
食品学総論 <第7版> (イラスト) 種村安子 他著 東京教学社




食品学総論 <第7版> (イラスト),種村安子他著,東京教学社



備考
オフィスアワー:月曜日16:20〜17:50 1号館11F研究室
科目ナンバー6IFF104P
実務経験:なし