徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品学各論実験Food Science Experiments

科目番号12904担当教員名藤田 義彦単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
 実験の基本を習得し,食品学,生化学,栄養学の基礎を学ぶ.食品をさまざまな方法で分析し,その性質を客観的に判定する手法を習得する.また,食品に関する実験によって,食品の機能について関心を高め,病を防ぎ,健康を保つ食生活を思考するための知識を広める.人間生活向上,健康を守るために的確な思考・判断力・技術を身につける.
到達目標
(1)知識(理解):食品学における分析法,分析原理を理解できる.
(2)態度(関心・意欲):さまざまな分析法の的確性・正確性を考える.
(3)技能(表現):実験経過,結果などを分かり易く,的確にまとめて説明できる技能を身につける.
(4)思考・判断:得られた数値が食生活向上に寄与するかどうかの的確な思考・判断力を身につける.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実験の基礎,実験上の注意事項,分析における基本操作,レポートの書き方:器具の種類・洗浄方法,試薬の取り扱い,ろ過・乾燥方法,レポートの書式. 一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】実習時における安全性の確保について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【2】緩衝液の作用:緩衝液の働きを学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】緩衝液について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【3】アミノ酸の定性試験:各種アミノ酸と呈色試薬を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】アミノ酸の分析について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【4】たんぱく質の定量:食品中のたんぱく質量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】たんぱく質の分析について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【5】牛乳からのカゼインの分離:カゼインの分離法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】カゼインについて配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【6】食品に対するたんぱく分解酵素の影響:たんぱく分解酵素の働きを学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】たんぱく分解酵素について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【7】糖の定性試験:各種糖と呈色試薬を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】糖の分析について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【8】油脂の酸化:食品中の油脂の酸化程度を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】油脂の分析について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【9】ビタミンの定量:食品中のビタミン量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】ビタミンの分析について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【10】タンニンの定量:食品中のタンニン量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】タンニンの分析について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【11】食品の水分の測定:食品中の水分量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】食品の水分について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【12】食品の色素検出:各自の味覚程度を知る.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】食品の色素について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【13】食品の鮮度試験:鮮度の測定法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】食品の鮮度試験について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【14】食品のDNA抽出:身近にあるものを用いた簡便なDNAの抽出法を学ぶ.講義
実習
ディスカッション
【予習】DNA全般について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】レポート作成.(1H)
【15】まとめ:食生活における食品学の意義一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】健康を保つ食生活について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
評価方法
平常点・受講態度(50%),レポート(評価を行い学生にフィードバックする)(50%).定期試験・随時の試験に対する解答、レポートに対する解説・講評等を学生ポータルサイトの「授業のお知らせ(グーグルクラスルームも含む)」または廊下の掲示等でフィードバックする
教科書
食品学実験書 第3版,藤田修三,山田和彦 編著,医歯薬出版,配布資料
参考図書
食品学総論 <第7版> (イラスト) 種村安子 他著 東京教学社




食品学総論 <第7版> (イラスト),種村安子他著,東京教学社



備考
(1)オフィスアワー:前期 金曜日10:40〜12:10 研究室(1号館8F)
           後期 金曜日10:40〜12:10 研究室(1号館8F)
(2)科目ナンバー6IFF104P
(3)クラス コードkyqecec
(4)実務経験:昭和51年〜昭和54年 医療法人恵済会 四国共立病院 薬剤師・臨床検査技師
        昭和54年〜平成22年 徳島県警察本部科学捜査研究所 法医科研究員