徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品学実験Food Science Experiments

科目番号12916担当教員名松下 純子単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
 実験の基本を習得し,食品学,生化学,栄養学の基礎を学ぶ.食品をさまざまな方法で分析し,その性質を客観的に判定する手法を習得する.また,食品に関する実験によって,食品の機能について関心を高め,病を防ぎ,健康を保つ食生活を思考するための知識を広める.人間生活向上,健康を守るために的確な思考・判断力・技術を身につける.
到達目標
(1)知識(理解):食品学における分析法,分析原理を理解できる.
(2)態度(関心・意欲):さまざまな分析法の的確性・正確性を考える.
(3)技能(表現):実験経過,結果などを分かり易く,的確にまとめて説明できる技能を身につける.
(4)思考・判断:得られた数値が食生活向上に寄与するかどうかの的確な思考・判断力を身につける.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実験の基礎,実験上の注意事項,分析における基本操作,レポートの書き方:器具の種類・洗浄方法,試薬の取り扱い,ろ過・乾燥方法,レポートの書式.一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】実習時における安全性の確保について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【2】実験器具の使い方、試料・試薬の秤量および調整方法(中和滴定)一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習】実験器具の使い方について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【3】食品たんぱく質の定性(凝固反応)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】たんぱく質について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【4】食品たんぱく質の定性(ビウレット反応)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】たんぱく質について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【5】食品アミノ酸の定性(ニンヒドリン反応)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】アミノ酸について配付資料,教科書等で調べる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【6】食品糖の定性(フェーリング反応)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】糖について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【7】食品デンプンの定性(ヨウ素-デンプン反応)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】デンプンについて配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【8】食品中のビタミンCの定性(インドフェノール反応)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】ビタミンについて配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【9】小麦粉からデンプンとグルテンの分離と定性一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】デンプンとグルテンについて配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【10】食品中の天然色素(クロロフィル)の同定(薄層クロマトグラフィー)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】天然色素について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【11】リンゴの酵素的褐変と防止一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】酵素について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【12】デンプンの糊化と測定一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】糊化について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【13】デンプンのアミラーゼによる糖化と測定一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】酵素について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【14】脂肪性残留物の定性(クルクミンアルコール溶液)一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】脂質について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
【15】まとめ:食生活における食品学の意義一斉講義形式
実習
ディスカッション
【予習】健康を保つ食生活について配付資料,教科書等で調べ、レポートにまとめる.(1H)
【復習】課題解決,レポート作成.(1H)
評価方法
実験ノート、筆記試験、平常点
 定期試験         約55%
 平常点          約15%
 提出物(レポートなど)他 約30%
授業状況により、評点に多少の変動有り。
定期試験・随時の試験に対する解答、レポートに対する解説・講評等を学生ポータルサイトの「授業のお知らせ(グーグルクラスルームも含む)」または廊下の掲示等でフィードバックする
教科書
食品学実験書 第3版 藤田修三,山田和彦 編著 医歯薬出版
参考図書
食品学総論 <第7版> (イラスト) 種村安子 他著 東京教学社
備考
【オフィスアワー】金曜日5講時(研究室 1号館8階)
【科目ナンバー】6IFF102P
【実務経験】他に職歴無し
授業は、新居佳孝先生と兼担で実施する。
※授業の進行状態により、随時シラバスの変更あり。