徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品流通論

科目番号24750担当教員名福田  傳単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)

我が国と世界の食糧問題を生産、流通、消費の面から学び、現状と将来を見通し人口 増加、環境保全、資源の有効活用などを理解する。また、日本の食糧自給率(カロリー、 穀物)の低いこと食品の流通構造と価格などを新しい資料を参考に講義し考え理解する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】グローバルで多様化した食料の生産、流通、消費についての基礎を学習する。  
【2】我が国の食生活様式と食料消費の変化を考える。  
【3】米の栄養価と健康面からの検証。米食消費の減少の実態を知る。  
【4】ゴミ問題とリサイクル、一般廃棄物、家庭ゴミ、特に厨芥類の廃棄物の現状を知り資源の有効利用と飽食について考える。  
【5】食品の消費と流通チャンネル、世帯別の食料品購入先と食品品目の対応ついて学習する。  
【6】現在の食生活と我が国の熱量・穀物自給率と将来を考える。  
【7】日本型食生活を理解し,PFCエネルギー比率の日本と諸外国を比較しバランスの取れたものを知る。  
【8】日本人の食生活の変遷と世界一長寿国の将来を考える。  
【9】卸売市場の歴史、中央卸売市場の仕組みと価格形成、流通マージン等について学習する。  
【10】魚介類・食肉の加工、保管、流通について学習する。  
【11】野菜・果物・輸入食料品の流通と消費について学習する。  
【12】食生活産業と環境問題との関わりについて考える。  
【13】環境破壊の問題、環境ホルモン(ダイオキシン、フロン、PCB)生物濃縮などを学習する。  
【14】生活協同組合の歴史、仕組みとその利用状況を理解する。  
【15】食品の消費と流通全般についてのまとめ。フードスペシャリストの過去問題の演習など。  
評価方法
試験・レポート・授業態度など
教科書
食品の流通と消費、日本フードスペシャリスト協会編、1800円
参考図書
地球社会の食料経済、家政教育社 1500円
備考