徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学実験

科目番号74502担当教員名秋田 昌彦単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
栄養の専門家として必要な栄養素および酵素反応や代謝など生化学の基本的な知識を身近な材料を用いて実験し、栄養の必要性と生体成分との関わりについての知識を養う。
到達目標
自らの健康状態を知り、将来も健康が維持できるよう知識を養う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生化学実験の概要説明:実験ノートの作成方法、試薬の調製方法講義、グループ実験実験ノート作成、試薬調整法について調べる
【2】ピペッター使用法、分光光度計の使用法、色素希釈実験講義、グループ実験課題:希釈実験で誤差を生む原因について考察する
【3】唾液希釈、アミラーゼ活性の測定(ヨウ素デンプン反応)講義、グループ実験課題:唾液アミラーゼの働きについて調べる。各グループのアミラーゼ活性を比較検討する
【4】マルトースの標準曲線(検量線)を作成する(DNSA法)講義、グループ実験課題:検量線をグラフに作成し、その実験上の意義について考察する
【5】pHの酵素反応への影響(至適pHを調べる)講義、グループ実験課題:いろいろな酵素の最適pHを調べる
【6】温度の酵素反応への影響(至適温度を調べる)講義、グループ実験課題:いろいろな酵素の最適温度を調べる
【7】大根アミラーゼ活性の測定1講義、グループ実験課題:大根の部位とアミラーゼ活性の差異について調べる
【8】大根アミラーゼ活性の測定2講義、グループ討議課題:実験結果から大根の部位と使用(調理)方法を考察する
【9】自分自身を知る1(アルコール感受性の検査)講義、個人実験課題:各自の結果を基にアルコール摂取の危険性について考察する
【10】自分自身を知る2(体の現状を知る:インボディーによる測定)講義、個人実験課題:各自の測定結果を基に現在の状況について考察する
【11】自分自身を知る3(ストレス応答評価:唾液アミラーゼ測定による)講義、個人実験課題:唾液アミラーゼの分泌機構を調べる。各自のストレス応答の結果につて考察する
【12】自分自身を知る4(血糖値の測定:食事の影響)講義、個人実験課題:食事の血糖値への影響と血糖値のコントロールについて考察する
【13】自分自身を知る5(耐糖能の測定)講義、グループ実験課題:耐糖能検査で血糖値の変化と時間経過との関係を考察する
【14】自分自身を知る6(非侵襲的検査:尿の生化学検査)講義、個人実験、DVD鑑賞課題:尿の各生化学検査と疾病との関連について調べる
【15】生化学実験のまとめ講義、グループ討議実験ノート提出
評価方法
実験ノート、筆記試験、討議内容、平常点
教科書
「生化学実験テキスト」(短期大学部生活科学科食物専攻編集作成)
参考図書
備考
指導教員:秋田昌彦、藤巻純子
【オフィスアワー】(月,火)17-18:21-1109(薬学部21号館 11F)