徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    同和教育

科目番号33434担当教員名阿部 頼孝単位2単位
科目群資格必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
私たちは、一人ひとりの人権が日常生活において、普段の人間関係、社会との関係において尊重される、差別のない豊かな社会の実現に
向けて、学びを、取り組みを、より確かなものにしていかなければならない。
そのためには、これまでの同和教育で学んだ考え方や、取り組みを活かし、また、人権は誰にも等しく保障されることから人権に関する
問題を自分のこととしてとらえ、「世界人権宣言」をはじめとした国際人権諸条約や「日本国憲法」で保障する基本的人権の意義を確認す
ることから始める。そして、「徳島県人権教育推進方針」に示されている重要課題や、その他の国内外の人権問題の実態とその科学的認識
などの人権に関する幅広い「知識」を主体的に学習する。さらに、それらを単なる知識にとどめるのではなく、人権を尊重しあうための「
技能」にまで高めていく。これらのことによって、自他の人権を尊重し、そのことを実現していく「態度」(価値観、生き方等)が自ら身
についてくるのではないか。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】同和問題の現状と課題ー同和問題について考えようー  
【2】公正な採用選考を目指してー就職差別につながるとされる14項目についてー  
【3】結婚差別について考えよう  
【4】同和問題と解放運動の歴史を知ろう  
【5】人権教育のための国連10年  
【6】女性問題ー性と差別について考えるー  
【7】子どもと人権ー「子どもの権利条約」について考えるー  
【8】高齢者と人権ー高齢者介護と問題点ー  
【9】外国人と人権ー在日韓国・朝鮮人問題を中心にー  
【10】医療と人権ーハンセン病を中心にー  
【11】犯罪と人権ー犯罪被害者の人権と犯罪加害者(容疑者)の人権ー  
【12】アイヌの人々ーアイヌ民族に関わる歴史を中心にー  
【13】障害者と人権ーノーマライゼイションの考え方を中心にー  
【14】戦争と人権、情報と人権、環境と人権  
【15】総まとめー21世紀は人権の世紀ー  
評価方法
筆記試験
教科書
現代社会と人権 阿部頼孝
参考図書
「じんけん 2005高等学校人権教育学習資料集」、徳島県高等学校人権教育研究会
備考