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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 34672 | 担当教員名 | 幸田 文一 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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(授業目的・方針 等) 「精神保健」は、保育士養成課程における告示科目(必修科目)であり、「保育の対象の理解に関する科目」の系列に位置付けられている科目である。 わが国の子どもたちを取り巻く環境は、未熟な親、児童虐待、青少年による凶悪事件、 めまぐるしく変化していく社会状況等々精神保健上いろいろな問題点を抱えている現状に ある。 これらのことから、本講義での対象は乳幼児、学童に止まらず、学生自身を含めた青年期から老年期にいたるまでの発達・成長の課程における「こころの健康」について理解させると同時に現代社会においてメンタルヘルス(精神保健)の重要性について学習させる。 【授業目標】 1.子どもの精神発達の様相とそれを促す適切な保育のあり方を理解させる。 2.虐待、いじめ等の心の健康障害の実態を認識し、保育における適切な対処のあり方 について理解させる。 3.単に精神医学的対応のみならず、小児各時期の健全育成を基盤とした保育の必要性 を理解させる。 4.小児の心の健康に関して、家庭・地域・保育の連携の重要性を理解させる。 5.乳児・児童に止まらず、学生自身を含めた青年期から老年期に至るまでの成長・発 達の過程における「こころの健康」について学習させ、学生一人一人が自己と対象 に対して総合的な人間の見方、考え方、理解への視点を持つことを学習させる。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 精神保健の意義・目的および「心の健康」について | ||
【2】 | 精神保健の基礎知識(精神と身体の相関:脳の構造・機能および脳の働きと精神の働き との関係、意識と無意識の世界など)について | ||
【3】 | 小児期の精神機能(こころ)の発達と精神保健 (1)精神(こころ)と身体(脳神経系と内分泌系器官)の発達 (2)心の健康に影響する要因 | ||
【4】 | 小児の生活環境と精神保健 (1)家族関係と小児期の精神保健 (2)文化・教育環境と小児期の精神保健 (3)社会環境と小児期の精神保健 | ||
【5】 | 小児各時期の精神保健 (1)身体と精神保健 (2)乳児期の精神保健 (3)幼児期の精神保健 (4)学童期の精神保健 (5)思春期の精神保健 | ||
【6】 | 小児の心の健康障害 (1)小児の各時期の精神障害の特徴 (2)心の健康障害と小児の養育のあり方 | ||
【7】 | 小児期の精神保健活動 (1)精神医学と保育の連携 (2)子育て支援対策と心の健康づくり (3)児童福祉施設におけるケア (4)地域精神保健活動と保育 | ||
【8】 | 青年期の精神保健 | ||
【9】 | 中年期・老年期と精神保健 |
評価方法 |
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筆記試験またはレポ-ト |
教科書 |
随時紹介 |
参考図書 |
随時紹介 |
備考 |
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