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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】事前・事後指導

科目番号	54757	担当教員名	斎藤　紀子	単位	1単位

科目群	資格	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	２年

授業概要
幼稚園・保育所の実習を行うにあたり，基本的な内容や知識，また必要な実習にかかわる技術等を，習得する。事後指　導においては，実習してきた事を反省し，保育日誌をもう一度考察し，次なる課題を明確にする。
到達目標
○保育者としての基本的な技術を習得し，子どもへのモデルとして行動できる資質や実践力を身につけ指導することが　　　できる。　　○コミュニケーション力をもち，実習で学んだ子どもや保護者等の人間関係をうまくかかわることができる。また，人　　　としての「人権感覚」を指導する。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幼稚園教育要領の第１章総則から，「幼稚園の基本」や「教育課程の編成」等について学習する。	講義　話し合い	習った所に目を通す。　ノートの整理。
【2】	幼稚園教育要領の第２章から「ねらい及び内容」について具体的に学習する。	講義　話し合い	資料の確認と整理
【3】	保育活動の概要・保育の意義について具体的にイメージし，幼稚園や保育所の実態を学ぶ。	講義　質疑応答	障碍についての専門語専門語を予習する。
【4】	安全に関する指導や障碍のある幼児の留意点について学習する。（専門用語等）	講義　グループ学習	戸外での遊びと室内の遊びを予習する。
【5】	保育技術の演習，遊びの定義と内容について①戸外での遊び②室内での遊びを演習する。	講義　グループ学習	次回の作品づくりの準備。
【6】	保育技術の演習，③環境構成④絵本作りについて演習する。（ペープサート）に，変更する場合もある。	演習	絵本の構成を考える。
【7】	絵本づくりについて，対象，年齢，ねらいについてを考える。	講義　話し合い	絵本づくりのイメージを確かな物とする。
【8】	絵本づくりの実技，実際に作成する。作成についての資料や材料の調達等を準備する。	演習	次回の発表について考えておく。
【9】	絵本づくりの実技，作品を完成させ，グループで皆の前で演じる。自己評価も行う。	講義　発表	名札の絵を作成する。
【10】	実習前の名札をパソコンに取り入れて，アイロン印刷にて仕上げる。	演習　グループ学習	幼稚園日誌を準備する。
【11】	実習にかかる実務を知り，意義や目的，内容方法等を学習する。（週録・記録）	講義　演習	幼稚園日誌を準備する。
【12】	実習期間の指導案の作成について学習する。	講義　グループ学習	未作成の指導案の作成。
【13】	保育実践における様々な留意事項を再確認し，実習全体を把握する。（保育実習日誌等参考に）	講義　話し合い	日誌，指導案を復習。
【14】	子どもに接する態度や言葉かけの在り方を学習する。	演習　グループ学習	反省・考察・自己評価を書く。
【15】	実習全体及び保育についての反省・考察・自己評価をまとめる。	講義　グループ学習	資料等の整理。

評価方法
授業内の提出物（３０％）筆記試験（６０％）　平常点（１０％）
教科書
「幼稚園教育要領解説」　　「はじめての保育・教育実習」朱鷺書房　１，５７５円
参考図書

備考
保育に必要な月刊誌を読む事や，記事集め（新聞等）を実行する。