徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    保育内容(言葉)A

科目番号54758担当教員名斎藤 紀子単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
  「言葉」は、人と人とを繋げる大切なコミュニケーションである。保育所保育指針、幼稚園教育要領に新しく示され   た「言葉」のねらいや内容について理解を深める                                 言葉は,人権である。その言葉を中核にして,人としての感性や温かさが育つ。また, 豊かな感性と表現を養った   り、高めたりしながら乳幼児期の言葉の獲得等をさらに自分のものとする。絵本づくりを通して現場で実際に使える技  能を身につける。
【到達目標】保育者は,表現者である。子どもを前にして「話す」事が当然できなければならない。そのためにも人前での「話」を重視し,授業の中で取り入れていく。
到達目標
  保育者は全ての表現者である。現場で,子どもを目の前にして「話したり」「手遊びをしたり」できなければならな   い。そのためには,人前での「話」や創作した絵本を通しての指導ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション・言葉についての授業の進め方について確認する。  講義 話し合い 資料やノートの書き方について整理する。
【2】幼稚園要領・保育所指針のねらいについての対比を学習する。  講義 演習 次期の予習。
【3】幼稚園要領・保育所指針の内容についての対比を学習する。  講義 演習 次期の予習。
【4】乳幼児期の言語発達について0歳から6歳までの過程を学習する。  グループ学習 図書館にて調べる。
【5】言葉の遅れや言葉の障害についての実態を知り,対応の仕方について学習する。  講義 演習 ノートや資料の整理。
【6】乳幼児期の言語発達を促す保育士,教師の接し方について学習する。  グループ学習 次期の予習。
【7】乳幼児の言語獲得を促す工夫から,絵本や指人形の活用を知る。  話し合い  演習 絵本を図書等で選ぶ。
【8】人前で絵本の読み聞かせを実際に行う。(好きな絵本・思い出の絵本・等から選んで)※これは,毎授業の頭に2人位で読む  演習  資料やノートの整理。
【9】絵本の読み聞かせの方法やあり方について,乳幼児の心を掴む方法を指導する。  演習 教材の準備。
【10】絵本作りについて,自分なりのイメージを膨らませ,作品を作る段取りを考える。  演習  実習
先輩の絵本を参考にす   る。
 物語を考えてくる。
【11】絵本作りを具体化する。(作品のねらい・対象者・材料・内容等)  実習  作品作り イメージの表現。
【12】絵本を作成する。自分なりのイメージを膨らませ,そのイメージに沿うように努力する。  作品作り 絵本の完成。
【13】絵本を完成し,製本にする。  絵本の完成と製本づくり 最後のチェックをする。
【14】絵本を全員の前で発表する。  絵本の読み聞かせの実   践。 感想の記録。
【15】絵本づくりを通しての自己評価を行う。  講義  演習
  簡素産と自己評価
 資料とノートの整理。
評価方法
筆記試験(60%)実技(30%)平常点(!0%)
教科書
保育内容「言葉」柴崎正行・戸田雅美・秋田喜代美編
保育所保育指針・幼稚園教育要領解説
参考図書
備考
「絵本」を読む力を身につけさせるために,日頃から「好きな絵本探し」を図書館等でさせる。