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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】幼児理解

科目番号	54798	担当教員名	斎藤　紀子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
保育における「子ども理解」について，子どもへの見る眼差しや，子どもが行う行為の「意味」をまず探って行くところ　から学ぶ。教科書のない教育現場では，教師自らが生きた「教科書」でなければならないので，教師の資質の大切さを実　際の保育実習等からの事例から子ども理解を自分の物としていく。
到達目標
○子どもの内面理解に努め，それぞれの持つ「背景」にまで心を寄せることができる。　○幼児を理解するための「幼児を見る眼差し」が，一人ひとりの違いを理解し，平等な感性を持ち指導することができ　　　る。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	幼児理解へのオリエンテーションを行う。	講義　演習	ノートや資料の整理。
【2】	保育の実践（はじまりとしての）から「子ども理解」とは何かを学ぶ。	講義　話し合い	次時の予習。
【3】	「子どもの行為」の「意味」を探り，幼児の理解の糸口を知る。	グループ学習	次時の予習。
【4】	「保育における発達の理解」を学ぶ。	講義　話し合い	次時の予習。
【5】	発達の成長過程と捉え方とその意義について学ぶ。	講義　話し合い	ノートや資料の整理。
【6】	保育における「理解」と「援助」についてビデオで学ぶ。	ビデオ視聴　話し合い	感想文作成。
【7】	日々のエピソードから幼児理解のあり方について。	感想文発表　講義	次時の予習。
【8】	障碍のある子どもの保育から考える幼児理解についてを知る。	講義　グループ学習	次時の予習（障碍児について）。
【9】	①障碍のある子どもとの出会いから。	グループ学習　文書作成	ノートや資料の整理。
【10】	②障碍のある子どもへの配慮と人権意識の高まりについて。	講義　質疑応答	資料の整理。次時の予習。
【11】	子ども理解と保育現場でのカウンセリングについて学ぶ。	講義　話し合い	資料の整理。次時の予習。
【12】	子育て支援・家庭支援における子どもへの理解について社会の現実を知る。	講義　演習	ノートの整理。次時の予習。
【13】	保育の場における子育て支援・家庭支援の必要性を知る。	講義　グループ学習	ノートや資料の整理。
【14】	その子の背景から見えてくることの意味について考える。	講義　話し合い	文書（感想文）作成。
【15】	子どもの世界を共に味わう保育実践の広がりを学ぶ。	文書発表

評価方法
レポート（３０％）試験（６０％）平常点（１０％）
教科書
保育講座③「子ども理解と援助」森上史朗　高嶋景子　岸井慶子　他２０１０年９月刊行
参考図書

備考
幼児から現在までの自分史を【教師が与えた絵の中に】書き進めていく。新聞や雑誌の中の記事をスクラップさせ，社会情勢を認識させる。